特許
J-GLOBAL ID:200903064278975782

ダイヤモンドのカット方法及びダイヤモンドのプロポーション

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 功 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-169676
公開番号(公開出願番号):特開2000-005993
出願日: 1998年06月17日
公開日(公表日): 2000年01月11日
要約:
【要約】【課題】 従来の58面体のラウンドブリリアンカットのダイヤモンドにおいては、テーブルが角を二分割する基準線に基づき正八角形に形成されていることから、各部の厚さ、深さ及び角度が一律に決定され、カットされたダイヤモンドは、素材が同じであれば略一律にブルーに光輝し、発色に変化のないものとなってしまい、高級感がさせないこと。【解決手段】 本発明に係るダイヤモンドのカット方法及びそのプロポーションは、クラウンにおけるテーブルを3の正の整数倍の数で割った角度の角形状に形成することで、クラウンに形成されるスター・ファセット、アッパー・メイン・ファセット、アッパー・ガードル・ファセットのカット数が従来の58面カットとは異なったものとなり、また、ガードルの径に対する各部の比率を特定した値の範囲に設定することで各部の形状、高さ及び深さ等が確立されるのであり、それによって輝度が高く、且つ従来に見られないような多色に光輝する高級ダイヤモンドが得られるのである。
請求項(抜粋):
ガードル上部にクラウンが形成されると共に、ガードル下部にパビリオンが形成されるダイヤモンドであって、クラウンにおけるテーブルは、円周の360°の角度を3の正の整数倍の数で割った角度を設定して基準線を設け、テーブルの径がガードルの径の略50〜53%になるように第1の円弧線を設け、これら基準線と第1の円弧線との交点を隣接同士で直線で結ぶことにより、設定した角形状を確立させ、基準線間に2等分線を引くと共に、第1の円弧線と外径との中間部に第2の円弧線を設け、2等分線と第2の円弧線との交点に、テーブルの各角部から線を引くことでスター・ファセットの形状を確立させ、更に、2等分線と第2の円弧線との交点と、基準線と外径との交点とを夫々線で結ぶことにより、アッパー・メイン・ファセットの形状を確立させると共に、アッパー・メイン・ファセットと外径との間に対をなすアッパー・ガードル・ファセットの形状を確立させ、これら確立させた各形状に沿ってカットすることを特徴とするダイヤモンドのカット方法。
Fターム (4件):
3C049BA07 ,  3C049CA01 ,  3C049CA03 ,  3C049CA04
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭59-023801
  • 特許第573953号

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