特許
J-GLOBAL ID:200903064281289695

熱機関から生じる排気ガスから大気中への二酸化炭素(CO▲下2▼)排出物を除去及び防止する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 欣一 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-521133
公開番号(公開出願番号):特表平9-509608
出願日: 1995年02月14日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】石油及び/又はガスの生産のための洋上プラットフォーム上に据え付けられた熱機関、特にガスタービンから生じる排気ガスから大気中への二酸化炭素(CO2)排出物を除去並びに防止する方法において、次の工程:(a)天然ガスと空気とを熱機関へ導入し、そこで天然ガスを機械エネルギーに変換する工程、(b)熱機関から生じる排気ガスを熱回収装置、好ましくは廃熱ボイラーを通過させ、排気ガス中の熱含量を蒸気の形態で回収する工程、(c)熱回収装置中に熱を排出し、それによって該ガスの温度を20-70°Cに減少せしめた後、排気ガスを吸収液体を含む吸収カラムへ通し、そこで二酸化炭素を該液体に吸収させ、それにより、一般には二酸化炭素のない清浄排気ガスを大気中へ排出する工程、(d)CO2含有吸収液体をストリッピングカラムへ通し、そこで120-150°Cの温度に加熱することにより吸収液体からCO2を除去する工程、(e)一般にはCO2を含まない、かくして再生された吸収液体を吸収カラムへ再循環し、そして分離したCO2ガスを圧縮段階へ通して、圧縮しそして適当な方法で利用及び/又は投棄を行う工程、を特徴とする方法。
請求項(抜粋):
石油及び/又はガスの生産のための洋上プラットフォーム上に据え付けられた熱機関、特にガスタービンから生じる排気ガスから大気中への二酸化炭素(CO2)排出物を除去並びに防止する方法において、次の工程: (a)天然ガスと空気とを熱機関へ導入し、そこで天然ガスを機械エネルギーに変換する工程、 (b)熱機関から生じる排気ガスを熱回収装置、好ましくは廃熱ボイラーを通過させ、排気ガス中の熱含量を蒸気の形態で回収する工程、 (c)熱回収装置中に熱を排出し、それによって該ガスの温度を20-70°Cに減少せしめた後、排気ガスを吸収液体を含む吸収カラムへ通し、そこで二酸化炭素を該液体に吸収させ、それにより、一般には二酸化炭素のない清浄排気ガスを大気中へ排出する工程、 (d)CO2含有吸収液体をストリッピングカラムへ通し、そこで120-150°Cの温度に加熱することにより吸収液体からCO2を除去する工程、 (e)一般にはCO2を含まない、かくして再生された吸収液体を吸収カラムへ再循環し、そして分離したCO2ガスを圧縮段階へ通して、圧縮しそして適当な方法で利用及び/又は投棄を行う工程、を特徴とする方法。
IPC (3件):
B01D 53/62 ,  B01D 53/14 ,  C01B 31/20
FI (3件):
B01D 53/34 135 Z ,  B01D 53/14 C ,  C01B 31/20 B
引用特許:
審査官引用 (7件)
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