特許
J-GLOBAL ID:200903064282822796

加熱装置および画像形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高梨 幸雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-124060
公開番号(公開出願番号):特開2001-305893
出願日: 2000年04月25日
公開日(公表日): 2001年11月02日
要約:
【要約】【課題】加圧部材駆動方式・フィルム加熱方式の加熱装置について、圧接ニップ部における被加熱材の挟持搬送速度の変動による弊害を解消する。【解決手段】フィルム12に具備させたマーキング部20を検出する手段を含む制御手段にて被加熱材挟持搬送速度を可変できるようにしたこと、フィルム12は、ベース層12aと、その外周のコーティング層12cと、ベース層とコーティング層の間のプライマー層12bの3層以上を有し、かつプライマー層とコーティング層は導電または半導電の電気特性を、ベース層は絶縁の電気特性を有すること、マーキング部20は導電の電気的特性がり、マーキング部表面とプライマー層あるいはコーティング層間に電気的導通があること。
請求項(抜粋):
固定支持された加熱体と、フィルムと、フィルムを挟んで加熱体に圧接され駆動回転される加圧部材を有し、フィルムを挟んで加熱体と加圧部材とで形成される圧接ニップ部のフィルムと加圧部材との間に上流側の処理部から搬送された被加熱材を導入して加圧部材の駆動回転でフィルムを加熱体に摺動移動させつつフィルムと被加熱材とを一緒に圧接ニップ部を挟持搬送させることにより加熱体の熱をフィルムを介して被加熱材へ付与する加熱装置において、フィルムは、ポリイミド等で構成されたベース層と、その外周にフッ素系樹脂等でコーティングしたコーティング層と、ベース層とコーティング層の間のプライマー層の3層以上を有し、かつプライマー層とコーティング層は導電または半導電の電気特性を、ベース層は絶縁の電気特性を有し、フィルムの面上の部分的なマーキング部と、マーキング部を検知する検知手段と、検知手段の検知時間間隔からフィルムの回転速度を演算する演算手段と、フィルムの駆動速度を可変できる速度可変手段とでフィルム速度を検知制御する手段を有し、フィルムのマーキング部は、光反射剤と導電剤をコーティング層を構成するコーティング剤、またはプライマー層を構成するプライマー剤のいずれか片方または双方に所定比率で混合し、フィルムのプライマー層またはコーティング層の表面に部分的に塗布し焼成させた構造であり、マーキング部は導電の電気的特性がり、マーキング部表面とプライマー層あるいはコーティング層間に電気的導通があることを特徴とする加熱装置。
IPC (3件):
G03G 15/20 101 ,  H05B 3/00 335 ,  H05B 6/14
FI (3件):
G03G 15/20 101 ,  H05B 3/00 335 ,  H05B 6/14
Fターム (14件):
2H033AA14 ,  2H033BA11 ,  2H033BA12 ,  2H033BA25 ,  2H033BE03 ,  2H033CA13 ,  2H033CA36 ,  3K058AA95 ,  3K058BA18 ,  3K058DA03 ,  3K058DA04 ,  3K058GA06 ,  3K059AD32 ,  3K059AD35
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 定着装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-002041   出願人:キヤノン株式会社
  • 像加熱装置、定着装置及び画像形成装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-292960   出願人:キヤノン株式会社
  • 特開平1-187582
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