特許
J-GLOBAL ID:200903064283605853

分別機能に優れたプラスチックキャップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 郁男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-319841
公開番号(公開出願番号):特開平11-152156
出願日: 1997年11月20日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 使用者が誤ってスコアを破断してしまうことがなく、しかも格別の工具を用いることなくキャップを容器口部から取り除くことが可能な分別機能に優れたプラスチックキャップを提供する。【解決手段】 容器口部に嵌合固定されるキャップ本体1と上蓋とから成り、キャップ本体1の筒状側壁は、頂板部5に連なる第1の筒状側壁6と、水平フランジ壁7を介して第1の筒状側壁6に連なって下方に延びている第2の筒状側壁8とから成り、第1の筒状側壁6と第2の筒状側壁8との間の水平フランジ壁7には、開口20が形成されている。開口30には、水平フランジ壁7に揺動可能にヒンジ連結した引き裂き用タブ32が設けられており、その付け根部両端からは、2本の引き裂き用スコア33a,33bが延びている。そして、上蓋が開放されている時には、水平フランジ壁2の上面よりも上方に立ち上がっているが、上蓋を閉じた時には、上蓋の下端に当接して前記開口30内に押し込まれる。
請求項(抜粋):
容器口部に嵌合固定されるキャップ本体と、該キャップ本体に開閉自在に設けられる上蓋とから成り、前記キャップ本体は、内容物注出用開口を形成し得る頂板部と該頂板部の周縁部から延びている筒状側壁とを備えているプラスチックキャップにおいて、前記キャップ本体の筒状側壁は、頂板部に連なる第1の筒状側壁と、水平フランジ壁を介して第1の筒状側壁に連なって下方に延びている第2の筒状側壁とから成り、前記第1の筒状側壁の下端内側には、容器口部の外面と係合する係止用突起が形成されており、前記第1の筒状側壁と第2の筒状側壁との間の水平フランジ壁には、開口が形成されており、該開口には、水平フランジ壁に揺動可能にヒンジ連結した引き裂き用タブが設けられており、前記引き裂き用タブの付け根部両端からは、第1及び第2の2本の引き裂き用スコアが互いに間隔をおいて延びていると共に、前記引き裂き用タブは、上蓋が開放されている時には、水平フランジ壁の上面よりも上方に立ち上がっているが、上蓋を閉じた時には、上蓋の下端に当接して前記開口内に押し込まれることを特徴とする分別機能に優れたプラスチックキャップ。
IPC (3件):
B65D 41/32 ,  B65D 47/12 ,  B65D 47/36
FI (4件):
B65D 41/32 Z ,  B65D 47/12 ,  B65D 47/36 D ,  B65D 47/36 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)

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