特許
J-GLOBAL ID:200903064289645806

画像認識方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 合田 潔 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-301042
公開番号(公開出願番号):特開平8-161497
出願日: 1994年12月05日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】【目的】 画像を認識するときの演算負荷を軽減でき、高速で対象となる画像を認識する。【構成】 テンプレート画像の粗情報、詳細情報及び圧縮画像データを読み取り(402、404)、圧縮画像データの直流成分のみをハフマンデコードする(406)。これによって、平均的明るさに対応するDCT係数が得られる。直流成分のDCT係数及びテンプレート画像の粗情報を用いてブロックによる平均の明るさに関する粗一致度Crを演算することにより粗照合し(408)、相関が高い候補画像領域を復元する(410、412)。復元画像の画像データ及びテンプレート画像の詳細情報(平均及び分散)を用いて画素毎の明るさに関係する微一致度Cを演算することにより微照合し、微一致度Cが最大となるときを認識結果領域とする(414〜420)。
請求項(抜粋):
非圧縮画像と、2次元空間周波数領域への直交変換を用いて複数画素の明るさの平均に対応する値としての直流成分を含んで圧縮された画像データとして記憶される圧縮画像との間の一致を検出する画像認識方法であって、前記非圧縮画像を、前記複数画素の大きさに対応する所定数で分割したブロック毎の明るさの平均を求め、前記圧縮画像データから前記非圧縮画像の大きさに対応する前記圧縮画像中の複数の部分領域についての直流成分を順次抽出し、抽出された部分領域の直流成分の各値と、前記非圧縮画像の各ブロックの明るさの平均値とに基づいて、前記非圧縮画像と前記圧縮画像との一致度を粗一致度として求め、求めた粗一致度に基づいて候補領域を求め、求めた候補領域に対応する圧縮画像データを復元して当該候補領域に対応する候補画像の画像データを求め、前記候補画像の画像データと、前記非圧縮画像の画像データとに基づいて、前記候補画像と前記非圧縮画像との一致度を微一致度として求め、求めた微一致度に基づいて、前記非圧縮画像と前記圧縮画像との一致を判定する、ことを含む画像認識方法。
IPC (2件):
G06T 7/00 ,  H04N 1/41

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