特許
J-GLOBAL ID:200903064292896216
プレス金型の設計方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-139781
公開番号(公開出願番号):特開平8-006986
出願日: 1994年06月22日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】 プレス金型の不具合を設計段階で定量的に評価するとともに、パラメータの値を変更するだけで設計図形を容易に修正できるようにする。【構成】 パラメトリックCAD装置を用いて加工すべきプレス品の3次元モデル60を作成した後、オフセット寸法Lj および傾斜角度θk をパラメータとして3次元モデル60からプレス方向へオフセット寸法Lj だけ離間した位置の所定範囲に傾斜角度θk で傾斜する外挿面(しわ押え面)56を作成する。その後、外挿面56にプレス素材を密着させた場合のその外挿面56より内側におけるプレス素材の3次元形状である内挿面70を作成するとともに、その内挿面70と3次元モデル60とのプレス方向における離間距離Ld の分布から外挿面56の適否を判断し、適切でない場合には上記オフセット寸法Lj や傾斜角度θk を変更して外挿面56を作成し直す。
請求項(抜粋):
所定形状のプレス品を絞り加工するためのプレス金型を、パラメトリックCAD装置を用いて設計する方法であって、前記プレス品の3次元モデルを前記パラメトリックCAD装置で作成する3次元モデル作成工程と、前記3次元モデルの外周縁に略沿ってオフセット寸法Lj および傾斜角度θkをそれぞれ設定することにより、該3次元モデルからプレス方向へ該オフセット寸法Lj だけ離間した位置の所定範囲に該傾斜角度θk で傾斜するしわ押え面を作成するしわ押え面作成工程と、該しわ押え面にプレス素材を密着させた場合の該しわ押え面より内側における該プレス素材の3次元形状を、該しわ押え面の形状およびプレス素材の材質をパラメータとして予め定められた演算式に従って作成する素材形状作成工程と、前記プレス素材の3次元形状と前記3次元モデルとのプレス方向における離間距離Ld の分布から、適正なプレス品質を得る上で前記しわ押え面が適切か否かを判断するしわ押え判断工程と、前記しわ押え面が適切でないと判断された場合に、前記オフセット寸法Lj および前記傾斜角度θk の少なくとも一方を変更してしわ押え面を修正するしわ押え面修正工程とを有することを特徴とするプレス金型の設計方法。
IPC (2件):
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