特許
J-GLOBAL ID:200903064294259850

2軸押出機及びその2軸押出機を利用した押出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-182728
公開番号(公開出願番号):特開平9-029814
出願日: 1995年07月19日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【課題】押出材料中の空気がフィード部側にバックフローすることを防止し、高濃度にフィラーを含有する樹脂材料の押し出し能力を向上できる2軸押出機及びその2軸押出機を利用した押出方法を提供することを目的とする。【解決手段】フライト幅W0 とスクリュ直径Dとの比W0 /Dを0.2〜0.4の範囲内に設定された幅広スクリュでフィードスクリュ24を構成し、かつ複数のニーディングディスクを配設して混練用スクリュ25を構成し、ディスク幅Wとスクリュ直径Dとの比W/Dを0.3〜1.0の範囲内に設定するとともに、各ディスクをスクリュの回転方向に捩じる捩れ角をもって順次ずらして配設し、その捩れ角を押出材料のバックフローを防止できる範囲内に設定したものである。
請求項(抜粋):
平行に配置された2つのスクリュ本体がそれぞれ噛合状態でバレル内に収容されて2軸押出機本体が形成されるとともに、前記2軸押出機本体に押出材料が供給されるフィード部と、このフィード部の下流側に配設され、押出材料を混練する混練部と、前記混練部で混練される押出材料中に含まれる空気を放出する空気抜き開口部と、前記混練部の下流側に連結された混練済み押出材料の出口部とが形成され、前記スクリュ本体の回転にともない前記フィード部から前記混練部に送られて混練された混練済みの押出材料が前記出口部から連続的に押出される2軸押出機において、前記フィード部の前記スクリュ本体に配設された送り用のフィードスクリュをそのフライト幅W0 とスクリュ直径Dとの比W0 /Dを0.2〜0.4の範囲内に設定されたフライト幅が幅広の一条スクリュで構成し、横断面形状が略小判形の複数のニーディングディスクを前記スクリュ軸の軸方向に配設して前記混練部の前記スクリュ本体に配設された混練用スクリュを構成し、かつその軸方向のディスク幅Wとスクリュ直径Dとの比W/Dを0.3〜1.0の範囲内に設定するとともに、前記混練用スクリュの各ニーディングディスクを前記混練用スクリュの回転方向と同方向に捩じる捩れ角をもって順次ずらして配設し、その捩れ角を少なくとも前記押出材料のバックフローを防止できる範囲内に設定したことを特徴とする2軸押出機。
IPC (5件):
B29C 47/40 ,  B29C 47/60 ,  B29C 47/76 ,  B29K101:00 ,  B29K503:04
FI (3件):
B29C 47/40 ,  B29C 47/60 ,  B29C 47/76
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特公平2-001650
  • 樹脂廃材の再生方法及び装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-272662   出願人:トヨタ自動車株式会社, 株式会社日本製鋼所, 株式会社豊田中央研究所
  • 特開平2-202425

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