特許
J-GLOBAL ID:200903064294676906

油圧エレベータ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-052626
公開番号(公開出願番号):特開平8-245086
出願日: 1995年03月13日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【目的】 油圧エレベーターの作動油温の調節が可能であり、エレベーター乗りかごのコントロール性が良好で、乗り心地が良く、又、カースタートタイムを短縮する。【構成】 作動油温の高低に従い下降の運転制御方式が切換えられる。速度制御装置20は、温度センサ22によって検出された油温が、設定温度より高い場合、電磁切換弁9を開き、電磁切換弁210を閉じる。これにより、動作油は、電磁切換弁9を介して油圧ポンプ8に流入し、誘導電動機7を用いた回生制御による速度制御が実行される。検出された油温が設定温度以下の場合、電磁切換弁9が閉じられ、電磁切換弁210が開かれ、電磁切換弁210の絞りを利用した流量制御による速度制御が実行される。この際、電磁切換弁210の絞りが制御され、油温を適切な温度まで上昇させる。
請求項(抜粋):
エレベータ乗りかごを昇降する油圧ジヤッキと、この油圧ジヤッキに動作油を圧送する油圧ポンプと、前記油圧ジャッキと前記油圧ポンプとの間に設けられた第1切換弁と、前記油圧ポンプを回転駆動する誘導電動機と、この誘導電動機に回転駆動用の動作電源を供給する電源手段とにより構成され、前記誘導電動機に供給される動作電源の周波数を制御することにより前記エレベータ乗りかごの昇降速度を制御する油圧エレベーター制御装置において、絞りにより動作油の流量を制御する流量制御弁を有し、前記油圧ジヤッキ内の動作油を送出する専用回路と、前記動作油の温度を検出する温度センサと、前記エレベータ乗りかごの下降指令に応じ、前記温度センサにより検出される動作油の温度に従って前記第1切換弁及び前記流量制御弁の開閉を切り換え制御する制御手段とを具備することを特徴とする油圧エレベータ制御装置。
IPC (2件):
B66B 1/04 ,  B66B 9/04
FI (2件):
B66B 1/04 A ,  B66B 9/04 A

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