特許
J-GLOBAL ID:200903064297382113

推進工事における偏位測定方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 勝重 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-025869
公開番号(公開出願番号):特開平7-218256
出願日: 1994年01月31日
公開日(公表日): 1995年08月18日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 推進工事にあって推進機の計画推進線に対する偏位を正確かつ確実に観測し、偏位修正を容易に行う。【構成】 テレビカメラ付セオドライトに付帯するモニタ画面に映し出される同セオドライトの光軸上に原点設定手段38で原点を設定し、各推進状態における原点に対する参照マークの位置を参照マーク座標測定手段39により測定する。ターゲット上の参照マークは2個配役され、マークのターゲット上における位置関係および離隔寸法は予め既知の値として認識される。参照マーク座標測定手段39により測定された状態で、画素数をもとに各推進位置における一画素に占める実際の寸法が距離換算係数算出手段40により算出される。画素ピッチをパラメータとして各推進位置での原点に対する参照マークの座標上の偏位を偏位量の演算手段41により、実数値として演算する。
請求項(抜粋):
地中内を推進機により掘削あるいは振動しながら推進し、上下水道、地下道、トンネル道等の地中路を計画推進線に沿って施工する推進工事にあって、推進時における計画推進線に対する偏位状態を認知する推進工事における偏位測定装置において、推進方向に対する後方の地中路上に固定設置され、前方の推進機内前部に配役されたターゲットを画像として入力するテレビカメラ付セオドライトと、ターゲット上のX方向またはY方向に沿って配役され、予め該ターゲット上における位置関係並びに離隔寸法が既知とされる複数の参照マークと、セオドライトの画面上に表示されたカーソル又はターゲット画像において、画面上にX軸およびY軸を設定するとともに、これらの交点を原点として設定する原点設定手段と、測定開始状態において、上記原点設定手段により原点とされた位置にターゲット上の複数の参照マークのうち1つを対応させ、該参照マークを測定対象点として設定するとともに、該参照マークからX方向またはY方向に沿って離隔された他の参照マークを補助測定対象点としてその座標を認識する測定対象点の設定手段と、上記測定開始状態を基準として、各推進状態における原点に対する測定対象点の偏位量を、予め既知の値として認識される2点の測定対象点間の離隔寸法と、それに対応する画素数により求められる値を距離換算係数として、原点に対する各測定対象点の画素上の座標を求めて、上記距離換算係数に基づき原点に対する測定対象点の偏位量を実数値として求める偏位量の演算手段と、を備えてなる推進工事における偏位量測定装置。
IPC (3件):
G01C 15/00 ,  E21D 9/06 311 ,  G01C 7/06

前のページに戻る