特許
J-GLOBAL ID:200903064304248525
自動分析装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-175481
公開番号(公開出願番号):特開平6-018530
出願日: 1992年07月02日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】 自動分析装置内で発生する有害なエアロゾルを、簡単な構成で有効に吸引でき、しかも容易で安全に保守取扱いが可能な自動分析装置を実現する。【構成】 反応ディスク1の形状は円盤状で、中央部が空洞となっている。この中央部に、周縁部から気体を吸引する円筒状の吸引用ダクト5が配置される。分析部周辺に発生する感染性エアロゾルは、エアロゾル吸引用ダクト5により、多方向(360度方向)から吸引され、プレフィルタ及びHEPAフィルタを通して除去された後に、外部に排出される。また、プレフィルタは、吸引用ダクト5から簡単に取り出すことができ、容易に交換が可能となっている。したがって、簡単な構成で、操作者の二次感染が防止され、安全性を確保できる自動分析装置が実現される。
請求項(抜粋):
血液、尿等の液体試料を分注機構により、円筒状反応ディスクの周縁部に配置された反応容器に分注して、上記液体試料を分析する自動分析装置において、中空部を有する円筒状であり、側壁部に上記中空部に連通する多数の吸引口が形成され、上記反応ディスクの中央部に配置されるエアロゾル吸引用ダクトと、上記吸引用ダクトの中空部に配置され、吸引用ダクトから着脱可能な第1のフィルタと、自動分析装置本体に形成され、この本体の外部と、上記吸引用ダクトの中空部とを、上記第1のフィルタを介して連通する気体流路と、上記吸引用ダクトの吸引口から上記気体流路を介して外部に向かって気体を移動させる気体移動手段と、上記気体流路の気体出口付近に配置される第2のフィルタと、を備えることを特徴とする自動分析装置。
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