特許
J-GLOBAL ID:200903064308110854

重質炭素資源の改質方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-352286
公開番号(公開出願番号):特開2002-155286
出願日: 2000年11月20日
公開日(公表日): 2002年05月28日
要約:
【要約】【課題】 未利用重質炭素資源等に対し、残渣生成量を大幅に低減するとともに効率的に脱硫、脱窒素、脱金属を行い軽質油、ガス等の有用成分を回収する。回収する生成物における重質炭素資源中には含まれていない高付加価値性成分の割合を高める。【解決手段】 重質炭素資源をガス、ナフサ、灯油、軽油及びA重油に転換する改質方法である。この方法は重質炭素資源と水とを重質炭素資源/水比が0.01〜100の割合で均一に混合し、混合物を温度480〜650°C、圧力22〜100MPaの水の超臨界状態で30秒〜60分間反応させてガス、油分、水及び残渣に熱分解させるとともに油分の脱硫、脱窒素及び脱金属を行う転換工程と、反応生成物より残渣を分離する分離工程と、残渣を分離した反応生成物を分留してガスとナフサと灯油と軽油とA重油と水とを得る分留工程とを含む。
請求項(抜粋):
重質炭素資源を熱分解してガス、ナフサ、灯油、軽油及びA重油に転換する重質炭素資源の改質方法において、前記重質炭素資源と水とを前記重質炭素資源の水に対する重量比(重質炭素資源/水)が0.01〜100の割合で均一に混合し、前記混合物を温度480〜650°C、圧力22〜100MPaの水の超臨界状態で30秒〜60分間反応させてガス、油分、水及び残渣に熱分解させるとともに前記油分の脱硫、脱窒素及び脱金属を行う転換工程(11)と、前記ガス、油分、水及び残渣を含む反応生成物より残渣を分離する分離工程(12)と、前記残渣を分離したガス、油分及び水を含む反応生成物を分留してガスとナフサと灯油と軽油とA重油と水とを得る分留工程(13)とを含む重質炭素資源の改質方法。
IPC (3件):
C10G 55/04 ,  C10G 9/34 ,  C10G 31/08
FI (3件):
C10G 55/04 ,  C10G 9/34 ,  C10G 31/08
Fターム (13件):
4H029AA11 ,  4H029AB05 ,  4H029AB06 ,  4H029AB07 ,  4H029AB10 ,  4H029AC05 ,  4H029AC12 ,  4H029AC13 ,  4H029AD01 ,  4H029AE22 ,  4H029DA01 ,  4H029DA02 ,  4H029DA14

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