イミダゾール環を有する二座配位子を含む遷移金属錯体

発明者： ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：恩田博宣 (外1名)
公報種別：公表公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-538919
公開番号（公開出願番号）：特表2003-514823
出願日： 2000年11月14日
公開日（公表日）： 2003年04月22日
要約：

【要約】鉄、コバルト、ルテニウム、オスミウムとバナジウムの新規な遷移金属錯体を記載する。遷移金属錯体は、酵素性電気化学的センサーの酸化還元メディエーターとして使用され得る。このような例において、遷移金属錯体は、高速度で、酵素から電子を受容するか、または酵素に電子を伝達し、同様に、電子をセンサーと迅速に交換する。遷移金属錯体は、少なくとも一つの置換もしくは未置換のビイミダゾール配位子を含み、さらに、第2の置換もしくは未置換のビイミダゾール配位子、または置換もしくは未置換のビピリジンもしくはピリジルイミダゾール配位子を含む。同様に、ポリマー骨格に結合した遷移金属錯体を記載する。

請求項（抜粋）：

以下の式を有する遷移金属錯体。【化1】 (式中、Mはコバルト、鉄、ルテニウム、オスミウムまたはバナジウムであり、Lは、【化2】及び、【化3】のうちから選択され、 R1、R2及びR1 ́は、独立して置換もしくは未置換のアルキル基、アルケニル基またはアリール基であり、 R3、R4、R5、R6、R3 ́、R4 ́、Ra、Rb、Rc及びRdは、独立して-H、-F、-Cl、-Br、-I、-NO2、-CN、-CO2H、-SO3H、-NHNH2、-SH、-OH、-NH2、または置換もしくは未置換のアルコキシカルボニル、アルキルアミノカルボニル、ジアルキルアミノカルボニル、アルコキシ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルカノイルアミノ、アリールカルボキシアミド、ヒドラジノ、アルキルヒドラジノ、ヒドロキシルアミノ、アルコキシルアミノ、アルキルチオ、アルケニル、アリールまたはアルキルであり、 cは、正または負の電荷を示す-1〜-5または+1〜+5から選択される整数であり、 Xは、少なくとも一つの対イオンを示し、 dは、対イオンXの数を示す1〜5の整数であり、かつL1、L2、L3とL4は配位子である)

IPC (9件)：

C07F 15/06 , C07D213/22 , C07D233/64 105 , C07D401/04 , C07D401/14 , C07F 9/00 , C07F 15/00 , C07F 15/02 , C08F 8/42

FI (10件)：

C07F 15/06 , C07D213/22 , C07D233/64 105 , C07D401/04 , C07D401/14 , C07F 9/00 A , C07F 15/00 A , C07F 15/00 D , C07F 15/02 , C08F 8/42

Fターム (30件)：

4C055EA01 , 4C055GA02 , 4C063AA01 , 4C063AA03 , 4C063BB01 , 4C063BB02 , 4C063CC12 , 4C063CC25 , 4C063DD10 , 4C063DD12 , 4C063EE10 , 4H050AA01 , 4H050AA03 , 4H050AB40 , 4H050AC90 , 4H050WB14 , 4H050WB21 , 4J100AB02P , 4J100AB07P , 4J100AE03P , 4J100AK32Q , 4J100AN03P , 4J100AQ11P , 4J100AQ19P , 4J100BA56P , 4J100CA01 , 4J100CA04 , 4J100CA31 , 4J100HA61 , 4J100HC88

引用文献：

審査官引用 (2件)

前のページに戻る