特許
J-GLOBAL ID:200903064314437563
積層不織布及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
奥村 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-352141
公開番号(公開出願番号):特開平7-207563
出願日: 1993年12月31日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】 剥離強力が高く、柔軟性に優れ、良好なフィルター性能を持ち、引張強力や引張伸度等の機械的特性にも優れている積層不織布及びその製造方法を提供する。【構成】 繊維形成性重合体Aを準備する。また、重合体Aに対し非相溶性であり、且つ重合体Aの融点よりも30〜180°C低い融点を持つ重合体Bを準備する。A及びBを複合溶融紡糸して、分割型二成分系複合繊維を得る。複合繊維を使用して繊維フリースを得る。これに分割割繊処理を施して、割繊率60%以上となるように、複合繊維を割繊させる。繊度0.05〜0.8デニールの割繊繊維Aと、0.05〜2デニールの割繊繊維Bとが生成され、割繊不織布を得る。この割繊不織布と、繊度0.2デニール以下のポリプロピレン系極細繊維よりなる極細繊維不織布とを積層し、超音波融着装置で所定の区域を融着させて、積層不織布を得る。融着は、割繊繊維Bと極細繊維とが軟化又は溶融してなされる。
請求項(抜粋):
繊維形成性重合体Aと、該重合体Aに対し非相溶性であり、且つ該重合体Aの融点よりも30〜180°C低い融点を持つ繊維形成性重合体Bとが複合された分割型二成分系複合繊維が、割繊率60%以上となるように分割割繊されて生成した、該重合体Aで構成される繊度0.05〜0.8デニールの割繊繊維Aと、該重合体Bで構成される繊度0.05〜2デニールの割繊繊維Bとを含有する割繊不織布と、繊維0.2デニール以下のポリプロピレン系極細繊維が集積されてなる極細繊維不織布とが積層されてなる積層不織布であって、該割繊繊維Aが繊維形態を維持したまま、該割繊繊維Bと該ポリプロピレン系極細繊維とが所定の区域において融着することによって、該割繊不織布と該極細繊維不織布とが貼合されていることを特徴とする積層不織布。
IPC (4件):
D04H 1/54
, D01F 6/04
, D01F 8/04
, D04H 13/00
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