特許
J-GLOBAL ID:200903064316526245

駆動モータ付き偏心差動減速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 多田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-056680
公開番号(公開出願番号):特開平8-226498
出願日: 1995年02月21日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】【目的】 低騒音でありながら回転ケース36を高精度で減速回転させ、かつ、装置全体を小型化し、エンコーダ61の検出精度の低下も阻止する。【構成】 クランクシャフト50aに駆動モータ58からの駆動力を歯車を介することなく直接付与して、歯車の噛み合いに基づくバックラッシや騒音を阻止し、また、歯車を省略して駆動モータ58をクランクシャフト50aに接近させるとともに、エンコーダ61を駆動モータ58から離れたクランクシャフト50bに連結することで、これらを互いに重ね合わせた並設状態で配置して装置の軸方向長さを短縮し、駆動モータ58からの熱影響も低減させた。
請求項(抜粋):
中央近傍に通路を有する固定部材と、固定部材に遊嵌され内周に多数の歯が設けられた回転ケースと、回転ケースと固定部材との間に設けられ、外周に回転ケースの歯より歯数が若干少なくかつ回転ケースの歯に噛み合う外歯が設けられたピニオンと、回転ケースと固定部材との間に設けられ、固定部材に取り付けられたキャリアと、キャリアに回転可能に支持されるとともにクランク部が前記ピニオンに挿入された2本以上のクランクシャフトと、固定部材の外側に配置されるとともに、いずれか1本のクランクシャフトに出力軸が直結され、該クランクシャフトに駆動力を直接付与することでピニオンを偏心回転させる駆動モータと、固定部材の外側に配置されるとともに、残りのクランクシャフトの1本に連結され、該クランクシャフトの回転量を検出する検出器と、を備え、前記ピニオンの偏心回転により駆動モータの出力軸の回転を減速して回転ケースから取り出すようにしたことを特徴とする駆動モータ付き偏心差動減速機。
IPC (2件):
F16H 1/32 ,  H02K 7/116
FI (2件):
F16H 1/32 A ,  H02K 7/116

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