特許
J-GLOBAL ID:200903064316983891

ノイズフィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-201298
公開番号(公開出願番号):特開2004-140788
出願日: 2003年07月24日
公開日(公表日): 2004年05月13日
要約:
【課題】ノイズの共振を防ぐことができると共に、モード毎に信号の減衰の割合を設定することができる小型なノイズフィルタを提供する。【解決手段】4層の磁性体層2a〜2dを積層して積層体2を形成する。また、磁性体層2b,2c間には信号線路3,4を並設すると共に、2枚のグランド電極5によって磁性体層2b,2cを挟み伝送線路6を構成する。さらに、信号線路3,4間には誘電体部材7を配設する。これにより、コモンモードの信号は磁性体層2a〜2dによる磁性損失を用いて減衰することができ、ノーマルモードの信号は誘電体部材7によって実効比透磁率を低下させて波形なまりを防ぎつつ伝搬させることができる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
絶縁性材料からなる絶縁性媒質と、該絶縁性媒質に間隔をもって並設された2本の信号線路およびグランド電極とによって構成される伝送線路を備え、前記2本の信号線路に互いに同じ方向の信号が伝搬するコモンモードと異なる方向の信号が伝搬するノーマルモードとのうち不要なモードの信号を除去するノイズフィルタであって、 前記絶縁性媒質中でコモンモードの信号とノーマルモードの信号とが作る電磁界のうち概ねいずれか一方のモードの信号が作る電磁界のみが存在する部位には、前記絶縁性媒質とは異なる異性媒質を配設し、当該一方のモードに対して信号の損失を調整したことを特徴とするノイズフィルタ。
IPC (2件):
H03H7/06 ,  H03H7/075
FI (2件):
H03H7/06 ,  H03H7/075 A
Fターム (5件):
5J024AA01 ,  5J024BA11 ,  5J024DA04 ,  5J024DA29 ,  5J024EA08
引用特許:
審査官引用 (4件)
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