特許
J-GLOBAL ID:200903064319667125

クラッチプレート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-332910
公開番号(公開出願番号):特開平5-263832
出願日: 1992年12月14日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 クラッチプレートの両面の各々で冷却オイル流量を改善した溝付き表面材を備えたクラッチプレートを提供する。【構成】 クラッチプレートの溝パターンは、表面材の摩擦領域を少なくとも三つのバンド、すなわち内側バンド46、少なくとも一つのバンド47ないし49及び外側バンド50に分割する一つ又はそれ以上の連続する環状の溝42ないし45と、表面材に形成されかつ表面材の半径方向に対して角度の付けられた複数の横断溝51、52とを備えている。角度の付いた横断溝は半径方向に対して鋭角a,bで伸びている。対を成す摩擦プレートの滑りは粘性ポンプ作用を生起する。環状のバンドは表面材が環状のプレートに接合される前に成形によって形成されるが、横断溝は好ましくは表面材が環状のプレートに取り付けられる前に打ち抜き工程を経て連続的に形成される。
請求項(抜粋):
湿式クラッチ用の回転可能なクラッチプレートにおいて、環状の金属プレートと、前記金属プレートの紙を基材とした環状の表面材であって、前記プレートの外周から内周に向かって伸びている表面材とを備え、前記表面材が、前記表面材を少なくとも三つの環状のバンド、すなわち、内側のバンド、少なくとも一つの中間バンド及び外側バンドに分割する複数の環状の溝と、プレートの半径方向とある角度で伸びている複数の円周方向に隔てられた内側バンド横断溝及び外側バンド横断溝とを有し、前記内側バンド横断溝が前記表面材の環状の内側縁から前記外側バンドまで直線的に伸び、前記外側バンド横断溝が前記表面材の環状の外側縁から少なくとも一つの前記中間バンドまで伸び、前記横断溝が前記クラッチプレートの回転中に前記表面材を横切るオイルの粘性ポンプ作用を生起するクラッチプレート。
IPC (2件):
F16D 13/62 ,  F16D 13/72

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