特許
J-GLOBAL ID:200903064321189745

皮膜の均一性および耐パウダリング性に優れた高強度合金化溶融亜鉛めつき鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苫米地 正敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-323900
公開番号(公開出願番号):特開平5-132749
出願日: 1991年11月12日
公開日(公表日): 1993年05月28日
要約:
【要約】【目的】 高Si添加鋼、高P添加鋼、高Si-P添加鋼からなる高強度鋼板を下地鋼板とした、めっき皮膜の均一性と耐パウダリング性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供することにある。【構成】 Si及び/又はPを適量含有する鋼を熱延した後、酸洗し、該酸洗板表面をSi量及び/又はP量との関係で規定される所定の研削量で研削し、冷間圧延した後、CGLにおいて浴中Al量が0.16wt%以下の亜鉛浴でめっきを施し、引き続き誘導加熱方式の合金化炉において炉出側板温が450〜550°Cとなるようにして合金化処理を施し、合金化完了後300°C以下の温度までを10°C/sec以上の冷却速度で冷却する。また、必要に応じて合金化めっき皮膜の上層に所定のFe含有量と付着量のFe-Zn系合金めっき皮膜を施す。
請求項(抜粋):
Si:0.2〜0.8wt%、P:0.03wt%未満を含有する鋼を、熱間圧延、酸洗および冷間圧延した後、連続溶融亜鉛めっきラインに通板させてめっきおよび合金化処理を施すことにより、高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造する方法において、酸洗板の表面を、W≧25×〔%Si〕但し 〔%Si〕:鋼板のSi量(wt%)を満足する研削量W(g/m2)で研削し、次いで冷間圧延した後、連続溶融亜鉛めっきラインに通板させ、AC1変態点以上900°C以下の温度で焼鈍した後、浴中Al量が0.16wt%以下の亜鉛浴中でめっきを施し、引き続き誘導加熱方式の合金化炉において炉出側板温が450〜550°Cとなるようにして合金化処理を施し、表層の溶融亜鉛層が消滅後、300°C以下の温度までを10°C/sec以上の冷却速度で冷却することを特徴とする皮膜の均一性および耐パウダリング性に優れた高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。
IPC (3件):
C23C 2/06 ,  C23C 2/28 ,  C23C 2/40

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