特許
J-GLOBAL ID:200903064323399828
低速回転機械の異常診断方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-113147
公開番号(公開出願番号):特開平6-323899
出願日: 1993年05月14日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】【目的】アコースティックエミッションセンサ等の高価なセンサを使用することなく、低速回転機械の1箇所の振動検出値に基づいて高精度の異常診断を行う。【構成】低速回転機械の例えば回転部に接触する何れか一方の軸受の振動を振動加速度センサ1で検出し、その検出信号Vを増幅器2で増幅した後バンドパスフィルタ3で異常状態を的確に表す固有帯域成分を抽出し、この固有帯域成分信号Fを第1の波高率回路4に供給して波高率信号W1を得、この波高率信号W1を第2の波高率回路5に供給して波高率の波高率信号W2を得、この波高率の波高率信号W2を演算処理装置6に供給して、閾値THと比較することにより、波高率の波高率信号W2が閾値THを所定回数越えたときに異常と判断する。
請求項(抜粋):
診断対象となる低速回転機械の振動を検出して、その異常を診断する低速回転機械の異常診断方法において、前記低速回転機械の振動を電気的な振動検出信号に変換し、該振動検出信号をバンドパスフィルタ処理して診断対象の異常状態を表す固有帯域成分を抽出し、抽出した固有帯域成分の波高率を算出し、算出した波高率のさらに波高率を算出し、算出した波高率の波高率を予め設定した閾値と比較して当該閾値を越えるピークを生じたときに異常であると診断するようにしたことを特徴とする低速回転機械の異常診断方法。
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