特許
J-GLOBAL ID:200903064330654035

自動車廃触媒から白金族金属を吸収して回収された白金族金属含有銅の脱Fe、脱P方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-038150
公開番号(公開出願番号):特開平7-243080
出願日: 1994年03月09日
公開日(公表日): 1995年09月19日
要約:
【要約】【目的】 自動車廃触媒から白金族金属を吸収して回収された白金族金属含有銅に含まれるFe,Pのために、この白金族金属含有銅を電解するときに、Rhの溶出が起る。これを防止するために、白金族金属のロスを最小に抑えて、脱Fe、脱Pすることを目的とする。【構成】 白金族金属含有銅にフラックスとしてCaO,SiO2 ,Na2 CO3 のいずれか一種を添加して加熱溶融するとともに、酸化銅あるいは空気、酸素富化空気、酸素のうち少くとも一種の酸化性ガスを供給する。
請求項(抜粋):
アルミナあるいはコージエライトを基材とする自動車廃触媒を銅とともに溶融し、自動車廃触媒中の白金族金属を銅金属中に凝集、吸収させた後、その白金族金属含有銅を電解することにより、銅を電気銅とし、白金族金属を電解スライムとして濃縮分離回収する方法において、前記電解前に、白金族金属含有銅にフラックスとしてCaO,SiO2 ,Na2 CO3 のいずれか一種を添加して加熱溶融するとともに、酸化銅あるいは空気、酸素富化空気、酸素のうち少くとも一種の酸化性ガスを供給して白金族金属含有銅中のFeおよびPを除去することを特徴とする自動車廃触媒から白金族金属を吸収して回収された白金族金属含有銅の脱Fe、脱P方法。
IPC (4件):
C25C 1/12 ,  C22B 11/00 ,  C22B 15/14 ,  C25C 1/20

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