特許
J-GLOBAL ID:200903064350293489

リン酸型燃料電池用多孔質電極基板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-243833
公開番号(公開出願番号):特開平9-063594
出願日: 1995年08月29日
公開日(公表日): 1997年03月07日
要約:
【要約】【課題】 優れた耐蝕性により高い信頼性を付与することができる炭素系のリン酸型燃料電池用多孔質電極基板の製造方法を提供する。【解決手段】 残炭率40%以上の有機高分子物質を 0.1〜20重量%の濃度範囲で有機溶媒に溶解した溶液を、炭素繊維を基材として含む開孔率が60%以上の多孔質炭素板に被着し、乾燥後、不活性雰囲気中で1800〜3000°Cの温度により加熱処理して多孔質炭素板の骨格表層部にオニオンスキン結晶構造の黒鉛質皮膜を形成する。予め多孔質炭素基材を構成する炭素繊維基材の表層面に同様の黒鉛質皮膜を形成し、この炭素繊維を用いて抄紙したシートに有機高分子物質を含浸し、積層硬化後、不活性雰囲気中で1800〜3000°Cの温度により加熱処理して炭素繊維基材および多孔質炭素板の表層部にオニオンスキン結晶構造の黒鉛質皮膜を形成することもできる。
請求項(抜粋):
残炭率40%以上の有機高分子物質を0.1〜20重量%の濃度範囲で有機溶媒に溶解して均相化した溶液を、炭素繊維を基材として含む開孔率60%以上の多孔質炭素板に被着し、乾燥後、不活性雰囲気中で1800〜3000°Cの温度により加熱処理して前記多孔質炭素板の骨格表層部にオニオンスキン構造の黒鉛結晶性状を有する黒鉛質皮膜を形成することを特徴とするリン酸型燃料電池用多孔質電極基板の製造方法。
IPC (2件):
H01M 4/88 ,  H01M 8/02
FI (2件):
H01M 4/88 C ,  H01M 8/02 E

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