特許
J-GLOBAL ID:200903064355797922
ポジトロン検出装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-090606
公開番号(公開出願番号):特開平8-285946
出願日: 1995年04月17日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】【目的】 妨害核種を含む試料についてポジトロン核種の放射能を正確に測定し、かつ広い測定範囲をカバーすることができるポジトロン検出装置を提供する。【構成】 本装置は、シンチレーション検出器10a及び10bから同時計数回路16までに至る第1の検出部と、シンチレーション検出器20a及び20bから同時計数回路26までに至る第2の検出部との2つの検出部を含む。各検出部では、対向する一対のシンチレーション検出器の検出信号を同時計数回路16又は26で同時計数することにより、ポジトロン核種に起因するパルスのみを抽出できる。また、各検出部は、シンチレータ部の容積がそれぞれ異なっているため、各検出部の検出効率はそれぞれ異なる。従って、試料の放射能が大容積の検出部の検出限界を超える場合は小容積の検出部の測定値を採用することにより、広い測定範囲にわたって精度の高い測定値が得られる。
請求項(抜粋):
複数の検出部を有するポジトロン検出装置であって、前記各検出部は、互いに対向する一対のシンチレーション検出器と、これら一対のシンチレーション検出器の検出信号の同時計数を行う同時計数回路と、を有し、前記シンチレーション検出器の幾何学的効率が、前記各検出部間で互いに異なることを特徴とするポジトロン検出装置。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
前のページに戻る