特許
J-GLOBAL ID:200903064359222398

リニアDCブラシレスモータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平井 安雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-208157
公開番号(公開出願番号):特開平8-051757
出願日: 1994年08月08日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】【目的】本発明は電機子を固定子とすると共に界磁マグネットを可動子とするリニアDCブラシレスモータに関し、特に複数の界磁マグネットを同時に移動制御するリニアDCブラシレスモータに関し、高精度な駆動制御ができ、応用装置の小型化ができるリニアDCブラシレスモータを提案することを目的とする。【構成】本発明においては、複数の電機子コイルを連設して形成される電機子からなる固定子の両端部を取付支持部により固定基部に取付固着し、この固定基部に設けられたリニアスケールによりリニアエンコーダが移動位置を検知し、固定基部に配設された案内レールにより界磁マグネットからなる可動子を固定子に沿って走行移動させるようにしたので、固定子の電機子コイルで発熱する熱が直接固定基部に伝導することがなくなり、固定基部に配設されたリニアスケール及び案内レールの取付位置変動を防止してリニアエンコーダの検出誤差がなくなり可動子の円滑な走行制御ができる。
請求項(抜粋):
複数の電機子コイルをステータヨーク側に縦列状に配設し、各電機子コイルに対する直流電流の通電を個別独立に制御される電機子からなる固定子と、前記電機子コイルの縦列配設方向に対して平行に複数の磁極をN極、S極が交互となるように対向配設し、前記電機子コイルに対する通電によりいずれかの方向へ走行移動する界磁マグネットからなる可動子と、装置全体の基部となり各部を固定支持する固定基部と、前記固定子の両端部を支持して固定基部に取付ける取付支持部と、前記固定基部上に設けられるリニアスケール及び前記可動子側に設けられてリニアスケールに沿って対向移動する可動検出部を有するリニアエンコーダと、前記固定基部上に配設され可動子の移動走行方向を規制する案内レールとを備えることを特徴とするリニアDCブラシレスモータ。

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