特許
J-GLOBAL ID:200903064361309670

定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-359063
公開番号(公開出願番号):特開平11-190958
出願日: 1997年12月26日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】【課題】 定着装置の温度を精度よく検知して、定着不良を防止する。【解決手段】 定着ローラ20aと、加圧ローラとをそれぞれハロゲンヒータ209、213により、転写材上のトナーを定着可能な温度に加熱する。定着ローラ20a、加圧ローラ20bの表面にそれぞれ非接触状態で赤外線センサ210、211を対向配置し、表面温度を検知する。この結果に応じて制御手段214によってハロゲンヒータ209、213に供給する電力を調整して定着ローラ20a、加圧ローラ20bの表面温度を制御する。赤外線センサ210、211は、反応速度が速く、また非接触なので、定着ローラ20a等に転写材が巻き付いたことに起因する温度低下を速やかに検知することができ、またサーミスタ等の接触式のものと異なり、当接量や当接姿勢により検知温度の変化がないので、精度のよい温度検知ができ、その分、定着不良を防止できる。
請求項(抜粋):
第1の回転体と第2の回転体とを接触させて定着ニップ部を構成し、未定着トナー像を担持した転写材を前記定着ニップ部にて挟持搬送しつつ加熱して前記トナー像を前記転写材表面に定着させる定着装置において、前記第1、第2の回転体のうちの一方を、前記トナー像の熱定着が可能な温度まで加熱する発熱体と、該発熱体によって加熱される前記回転体表面に非接触状態で対向配置され、前記回転体表面の温度を検知する温度検知手段と、該温度検知手段の温度信号に応じて、前記発熱体の発熱量を制御して前記回転体の表面温度を制御する発熱量制御手段と、を備え、該発熱量制御手段は、前記温度検知手段が温度異常を検知したときに、前記発熱体に加える電力を切断する、ことを特徴とする定着装置。
IPC (4件):
G03G 15/20 109 ,  G03G 15/20 102 ,  G01J 5/10 ,  H05B 3/00 335
FI (4件):
G03G 15/20 109 ,  G03G 15/20 102 ,  G01J 5/10 D ,  H05B 3/00 335

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