特許
J-GLOBAL ID:200903064361428700

トラクションコントロール用ブレーキ液圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-030630
公開番号(公開出願番号):特開平9-216551
出願日: 1996年02月19日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】比較的小規模な追加で制動介入の迅速化効果を得ることができ、これにより大型化およびレイアウト上の制限回避とコストの低減化を図ることができるトラクションコントロール用ブレーキ液圧制御装置の提供。【解決手段】マスタシリンダ1とリザーバ18との間を連通するバイパス液路24に設けられていてトラクションコントロール時に作動してバイパス液路24を開く常閉の開閉弁25と、開閉弁25とリザーバ18との間のバイパス液路24に設けられていてマスタシリンダ1方向への流通を阻止するチェックバルブ6と、チェックバルブ6とリザーバ18との間のバイパス液路24に設けられていて、トラクションコントロール時に作動して液圧ポンプ20吸入側と連通するリターン液路17側のブレーキ液を加圧する加圧装置7とを備える。
請求項(抜粋):
ブレーキペダルの操作によりブレーキ液圧を発生するマスタシリンダと、該マスタシリンダで発生したブレーキ液圧を第1流路を介して受圧することで車輪の制動を行なうホイールシリンダと、前記第1流路に設けられていてホイールシリンダに入力されるブレーキ液圧の減圧・保持・増圧を行うべく所定の条件に基づいて開閉する液圧制御弁と、該液圧制御弁とマスタシリンダとの間の第1流路に設けられていてトラクションコントロール時に作動して第1流路を遮断する常開の第1カット弁と、前記液圧制御弁の減圧時にホイールシリンダから排出されるブレーキ液を第2流路を介して貯留するリザーバと、該リザーバに貯留されたブレーキ液を吸入加圧し第3流路を介して液圧制御弁と第1カット弁との間の第1流路に還流させる液圧ポンプと、前記マスタシリンダとリザーバとの間を連通する第4流路に設けられていてトラクションコントロール時に作動して第4流路を開く常閉の開閉弁と、前記開閉弁とリザーバとの間の第4流路に設けられていて少なくともトラクションコントロール時において少なくともマスタシリンダ方向への流通を阻止する第2カット弁と、該記第2カット弁とリザーバとの間の第4流路に設けられていて、トラクションコントロール時に作動して液圧ポンプ吸入側と連通する第3流路側のブレーキ液を加圧する加圧手段と、を備えていることを特徴とするトラクションコントロール用ブレーキ液圧制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/48 ,  B60T 8/58
FI (2件):
B60T 8/48 ,  B60T 8/58 D

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