特許
J-GLOBAL ID:200903064361456509

成形加工用アルミニウム合金板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊田 武久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-066405
公開番号(公開出願番号):特開2003-268475
出願日: 2002年03月12日
公開日(公表日): 2003年09月25日
要約:
【要約】【課題】 自動車用ボディシート等として、ヘム曲げ性が優れたAl-Mg-Si系成形加工用Al合金板を提供する。【解決手段】 Mg0.3〜1.0%、Si0.3〜1.2%を含有し、かつMn、Cr、Zr、V、Fe、Ti、Znの1種以上を少量含有し、Cuが1.0%以下、残部がAlよりなり、かつ全厚板にわたり、キューブ方位密度がランダム方位試料の2倍以上、0°、90°耳率が0.1%以上、平均結晶粒径100μm以下のAl合金板。さらに板表面から全板厚の1/4深さまでの領域のND回転キューブ方位密度がランダム方位試料の2倍以上であるAl合金板。製造方法として、熱間圧延を150〜80mmの段階で500〜320°C、80〜15mmの段階で450〜270°C、上り板厚が1.5〜8mm、上り温度が350〜180°Cとなるように行い、30%以上の冷間圧延を施した後、480°C以上で5分以内の溶体化処理後、100°C/min以上で50°C〜150°C未満に冷却し、続いて同じ温度域で2時間以上保持する安定化処理を行なう。またその後170〜280°Cで5分以内の最終熱処理を行なう。
請求項(抜粋):
Mg0.3〜1.0%(mass%、以下同じ)、Si0.3〜1.2%を含有し、かつMn0.03〜0.4%、Cr0.03〜0.4%、Zr0.03〜0.3%、V0.03〜0.3%、Fe0.03〜0.5%、Ti0.005〜0.2%、Zn0.03〜2.5%、Cu0.1〜1.0%のうちから選ばれた1種または2種以上を含有し、残部がAlおよび不可避的不純物よりなるアルミニウム合金からなり、しかも全板厚にわたりキューブ方位密度がランダム方位試料の2倍以上であり、かつ圧延方向に対し0°方向、90°方向の耳率が0.1%以上で、平均結晶粒径が100μm以下であることを特徴とする、ヘム曲げ性および焼付硬化性に優れかつ室温経時変化の少ない成形加工用アルミニウム合金板。
IPC (17件):
C22C 21/06 ,  B21B 1/26 ,  B21B 3/00 ,  C22C 21/02 ,  C22F 1/05 ,  C22F 1/00 604 ,  C22F 1/00 623 ,  C22F 1/00 630 ,  C22F 1/00 682 ,  C22F 1/00 683 ,  C22F 1/00 685 ,  C22F 1/00 686 ,  C22F 1/00 691 ,  C22F 1/00 ,  C22F 1/00 692 ,  C22F 1/00 693 ,  C22F 1/00 694
FI (20件):
C22C 21/06 ,  B21B 1/26 D ,  B21B 3/00 J ,  C22C 21/02 ,  C22F 1/05 ,  C22F 1/00 604 ,  C22F 1/00 623 ,  C22F 1/00 630 K ,  C22F 1/00 682 ,  C22F 1/00 683 ,  C22F 1/00 685 Z ,  C22F 1/00 686 B ,  C22F 1/00 691 A ,  C22F 1/00 691 B ,  C22F 1/00 691 C ,  C22F 1/00 692 A ,  C22F 1/00 692 B ,  C22F 1/00 693 A ,  C22F 1/00 693 B ,  C22F 1/00 694 A
Fターム (5件):
4E002AA08 ,  4E002AD01 ,  4E002BC05 ,  4E002BC07 ,  4E002CB10

前のページに戻る