特許
J-GLOBAL ID:200903064363215169

火災感知器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川久保 新一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-027439
公開番号(公開出願番号):特開平7-220184
出願日: 1994年01月31日
公開日(公表日): 1995年08月18日
要約:
【要約】【目的】 火災感知器の環境温度が異なっても、また、火災感知器に使用されている電気部品の特性がバラツいても、火災現象に対応する物理量を正確に検出することができる火災感知器を提供することを目的とするものである。【構成】 製造時における周囲温度検出部の出力電圧と、製造時における煙センサ等の周囲温度と、電圧対温度テーブルと、温度対電圧補償係数テーブルとをメモリに記憶し、製造時における周囲温度検出部の出力電圧と監視時における周囲温度検出部の出力電圧との電圧差を演算し、電圧対温度テーブルに基づいて、上記電圧差を周囲温度差に変換し、この周囲温度差に製造時の周囲温度を加えた温度を、温度対電圧補償係数テーブルに基づいて、電圧補償係数に変換し、監視時における煙センサの出力電圧に、求められた電圧補償係数を掛けて、煙センサの出力電圧を補償するものである。
請求項(抜粋):
火災現象に対応する物理量を物理量検出素子が検出する火災感知器において、所定時における周囲温度検出部の出力レベルである所定時出力レベルと、上記所定時における上記物理量検出素子の周囲温度である所定時周囲温度と、上記周囲温度検出部の出力レベルと温度との対応データである出力レベル対温度テーブルと、温度と上記物理量検出素子の出力レベルを補償するレベル補償係数との対応データである温度対補償係数テーブルとを記憶する記憶手段と;上記火災感知器の監視時における上記周囲温度検出部の出力レベルである監視時出力レベルと上記所定時出力レベルとのレベル差を演算するレベル差演算手段と;上記出力レベル対温度テーブルに基づいて、上記レベル差を周囲温度差に変換する第1変換手段と;この第1変換手段によって求められた上記周囲温度差に上記所定時周囲温度を加えた監視時周囲温度を、上記温度対補償係数テーブルに基づいて、レベル補償係数に変換する第2変換手段と;上記監視時における上記物理量検出素子の出力レベルに、上記第2変換手段によって求められた上記レベル補償係数を用いて、上記物理量検出素子の出力レベルを補償する出力レベル補償手段と;を有することを特徴とする火災感知器。
IPC (2件):
G08B 17/00 ,  G08B 29/26
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-247918
  • 特開平3-102498

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