特許
J-GLOBAL ID:200903064364183694

光リングフィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-034313
公開番号(公開出願番号):特開平5-203825
出願日: 1992年01月24日
公開日(公表日): 1993年08月13日
要約:
【要約】【目的】 雰囲気温度が急激かつ大きく変動した場合にも出力光の周波数跳びを生じない。【構成】 リング光導波路2の直線部21に平行に近接してここに方向性結合部8A,8Bを形成して延びる入出力光導波路3,4を設ける。リング光導波路2の一部を加熱するヒータ5と、リング光導波路2の温度を検出する温度センサ6とを設ける。ヒータ通電回路7は、ヒータ5を設けたリング光導波路部の光学距離とヒータ5を設けないリング光導波路部の光学距離との和が、雰囲気温度の上限値下でのリング光導波路全体の光学距離に等しくなるように上記ヒータ5への通電量を制御する。雰囲気温度が変動してもリング光導波路2全体の光学距離は一定に維持されるから、リング光導波路2の共振周波数が変動して周波数跳びを生じることはない。
請求項(抜粋):
リング光導波路と、これに近接して方向性結合部を形成して延びる複数の入出力光導波路とを同一基板上に設けた光リングフィルタにおいて、上記リング光導波路の少なくとも一部を加熱するヒータと、リング光導波路の温度を検出する手段とを設け、かつ、上記ヒータを設けたリング光導波路部の光学距離とヒータを設けないリング光導波路部の光学距離との和が、雰囲気温度の上限値下でのリング光導波路全体の光学距離に等しくなるように上記ヒータへの通電量を制御する手段を設けたことを特徴とする光リングフィルタ。

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