特許
J-GLOBAL ID:200903064368263358
広帯域非接地型極超短波アンテナ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-156855
公開番号(公開出願番号):特開平5-007106
出願日: 1991年06月27日
公開日(公表日): 1993年01月14日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】拡大された帯域幅においても十分高い感度特性および広帯域なVSWR特性を有し、アンテナ素子は細径の素子で良く軽量でかつ構造簡単で安価に製作可能な広帯域非接地型極超短波アンテナを提供すること。【構成】λ/2の近傍またはその整数倍の電気長を有する棒状アンテナ素子1が有するインダクタンスLaと分布容量Caとで形成されたアンテナ素子並列共振部、およびλ/4の電気長を有する平行に配設された第1,第2の金属部材10,20間に存在する静電容量Cbと上記第1金属部材10のインダクタンスLbとで形成された金属部材並列共振部を、第2金属部材20の先端に突設された静電結合片6と前記アンテナ素子1との間に存在するストレーキャパシティCsにて静電結合し、二重同調回路を形成する。かくしてVSWR特性を双峰特性となし広帯域化をはかると共に、利得も使用帯域全域に亘り規格値を上回る如く構成した。
請求項(抜粋):
使用周波数帯の電波の波長をλとしたとき、λ/2の近傍またはその整数倍の電気長を有する棒状のアンテナ素子と、このアンテナ素子の基端部に先端部近傍を接続された細長形状をなす第1金属部材と、この第1金属部材と所定の間隙をもって平行に配設され、基端が上記第1金属部材の基端と接続され且つ接地された第2金属部材と、この第2金属部材と前記第1金属部材との基端接続点の近傍において前記第1金属部材に一端を接続された給電線と、上記第2金属部材の先端に前記アンテナ素子との間にストレーキャパシティが生ずる如く突設された静電結合片と、を具備し、前記アンテナ素子が有するインダクタンスと分布容量とで形成されたアンテナ素子並列共振部と、前記第1金属部材のインダクタンスと第1,第2の金属部材間の静電容量とで形成された金属部材並列共振部とを、前記静電結合片と前記アンテナ素子との間に存在するストレーキャパシティで静電結合し、二重同調回路を形成したことを特徴とする広帯域非接地型極超短波アンテナ。
IPC (2件):
引用特許:
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