特許
J-GLOBAL ID:200903064368452452

金属原料の射出成形用金型装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 嘉昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-122712
公開番号(公開出願番号):特開平11-300463
出願日: 1998年04月17日
公開日(公表日): 1999年11月02日
要約:
【要約】【課題】 チクソモールディング法により高品質の金属成形品を成形できると共に、比較的小さな型締力で成形することができる、金属原料の成形用金型装置を提供する。【解決手段】 マグネシウム合金からチクソモールディング法により金属成形品(S)を得るための射出成形用金型装置を、固定型(1)と、キャビテイ(32)の一部が形成されている中間型(20)と、キャビテイ(32)の残部が形成されている可動型(40)とから構成する。そして、固定型(1)には、型開き時に中間型(20)から該中間型(20)に形成される2次スプルー(21)およびランナー(29’)を引き剥すランナーロックピン(10)を設ける。ランナー板(7)に形成されているランナー凹部(8)に2次スプルー(21)を介して連通したピンゲート(22)は、型開閉方向からキャビテイ(32)の中心部に開口させる。
請求項(抜粋):
マグネシウム、アルミニウム、鉛、亜鉛、ビスマス、錫等の単体金属原料あるいはこれらの合金原料からチクソモールディング法により金属成形品(S)を得るための射出成形用金型装置が、射出機が接続される固定型(1)と、キャビテイ(32)の一部が形成されている中間型(20)と、キャビテイ(32)の残部が形成されている可動型(40)とからなり、前記固定型(1)は、スプルーブッシュ(4)を介して射出機が接続される取付板(2)と、前記スプルーブッシュ(4)の1次スプルー(5)に連通したランナー凹部(8)が形成されているランナー板(7)とからなり、前記取付板(1)には、前記中間型(20)が前記固定型(1)から開かれるストロークを規制するストップピン(13)が設けられ、前記中間型(20)には、該中間型(20)が前記ストップピン(13)のストロークエンドに当接するまで前記中間型(20)と前記可動型(40)をロック状態に保持するパーティングロックセット(30)の一方が設けられ、前記可動型(40)には、金属成形品を突き出す突出装置(48、50)が設けられていると共に、前記パーティングロックセット(30’)の他方が設けられ、前記固定型(1)には、型開き時に前記中間型(20)から該中間型(20)に形成される2次スプルー(21)およびランナー(29’)を引き剥すランナーロックピン(10)が設けられていると共に、前記ランナー板(7)に形成されているランナー凹部(8)に2次スプルー(21)を介して連通したピンゲート(22)は、型開閉方向と略同じ方向から前記キャビテイ(32)に開口していることを特徴とする、金属原料の射出成形用金型装置。
IPC (4件):
B22D 17/22 ,  B22D 17/20 ,  B29C 45/26 ,  C22C 1/02 503
FI (5件):
B22D 17/22 F ,  B22D 17/22 B ,  B22D 17/20 G ,  B29C 45/26 ,  C22C 1/02 503 Z

前のページに戻る