特許
J-GLOBAL ID:200903064370579834

免震床の三次元免震装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山名 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-094443
公開番号(公開出願番号):特開平6-042158
出願日: 1992年04月14日
公開日(公表日): 1994年02月15日
要約:
【要約】【目的】 振動に弱い電子計算機などオフィスオートメーション機器が設置された床が地震等により水平方向及び上下方向に揺れるのを極力抑制、緩和する目的で使用される三次元免震装置を提供する。【構成】 免震床の水平方向の揺れ及び上下方向の揺れを抑制する三次元免震装置であって、免震床の鉄骨架台2を床スラブ3上に水平360°全方向及び上下方向への自由で滑らかな移動が可能に支持する床支承部1と、免震床の水平方向及び上下方向への移動を抑制する緩衝部とで構成されている。【効果】 単一のシステムとして三次元免震の目的が達成され、事務所ビルなどで多用されているOA機器などを地震等による被害から保護することに寄与する。
請求項(抜粋):
免震床の水平方向の揺れ及び上下方向の揺れを抑制する三次元免震装置であって、免震床の鉄骨架台を床スラブ上に水平360°全方向及び上下方向への自由で滑らかな移動が可能に支持する床支承部と、免震床の水平方向及び上下方向への移動を抑制する緩衝部とで構成され、前記床支承部は、免震床の鉄骨架台を支持する支持体の足元に、床スラブ上に固定された鋼板上を転がる複数の鋼球を介在せしめた構成であり、前記免震床の水平方向の緩衝部は、免震床の水平方向の移動に抵抗し元位置への復元力を発生する引張型の水平方向バネ機構と、同じく免震床の移動に抵抗する水平方向粘性体ダンパーとで構成され、前記水平方向バネ機構及び水平方向粘性体ダンパーの一次側は床スラブに固定され、二次側が免震床に結合されていること、前記免震床の上下方向の緩衝部は、前記床支承部の足元の鋼球よりも上方の支持体部分と鉄骨架台との間に設けられて免震床の荷重を常時支える圧縮型の上下方向バネ機構と、同じく床支承部の足元の鋼球よりも上方の支持体部分と鉄骨架台との間に設けられて免震床の上下方向の移動に抵抗する上下方向粘性体ダンパーとで構成され、上下方向バネ機構及び上下方向粘性体ダンパーの一次側は前記鋼球への上載部分に設置され、二次側が免震床の鉄骨架台に固定されていることをそれぞれ特徴とする、免震床の三次元免震装置。
IPC (4件):
E04F 15/18 ,  E04H 9/02 331 ,  F16F 9/08 ,  F16F 15/04
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭52-103823
  • 特開平1-226953
  • 特開平3-145441
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