特許
J-GLOBAL ID:200903064375249808

液晶パネル及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大垣 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-123667
公開番号(公開出願番号):特開平6-331992
出願日: 1993年05月26日
公開日(公表日): 1994年12月02日
要約:
【要約】【目的】 液晶封入領域外側の基板間隙に液晶が入り込まないように、この間隙をシール材で埋め込んだ状態を、より簡単に形成する。【構成】 液晶パネル基板1214 を貼り合わせるシール材16の全周にわたって遮光膜22を設ける。遮光膜22は、シール材内周部分16b の硬化前は、基板12に沿って当該部分16b 寄りのシール材外周部分16a から分断線20を跨いで当該部分16bとは反対側まで延在する。従って基板12側から遮光膜22を介してシール材16に紫外線を照射することにより外周部分16a は未硬化のまま内周部分16b を硬化させることができる。内周部分16b の硬化後に基板12を分断線20で分断する。外周部分16a は未硬化のままであるので分断は容易である。しかも外周部分16b は分断線20及びその近傍部分の基板間隙を埋め込んでいるので、目的を達成できる。未硬化の外周部分16a を基板分断後に硬化させる。
請求項(抜粋):
液晶の封入領域を挟んで相対向する第一及び第二基板と、これら基板間に介在し、当該基板を互いに貼り合わせると共に前記封入領域の周囲をリング状に囲むシール材と、液晶分子の配列状態を電気的に制御するため前記封入領域の第一及び第二基板上に設けた第一及び第二電極とを備え、前記シール材を紫外線硬化型のシール材として成る液晶パネルにおいて、平面的に見てシール材外周部分と重なり合う領域に位置する第一基板の分断線と、シール材内周部分の硬化前は前記第一基板に沿って当該内周部分寄りのシール材外周部分から分断線を跨いで当該内周部分とは反対側まで延在し、前記シール材内周部分の硬化後に第一基板と共に分断線で分断され該分断線から前記反対側へ延在する部分を切除された遮光膜とを備えて成ることを特徴とする液晶パネル。

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