特許
J-GLOBAL ID:200903064378540350

光学式測定装置における画像処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 欣一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-337616
公開番号(公開出願番号):特開平7-198332
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【構成】 画面に現われる画像のX軸方向における先端点aを検出し、この先端点が含まれるようにX軸方向に長手のウインドW1を設定して、ウインド内の画像重心G1を検出する。点aはハレーション画像Hの先端点になるが重心G1は光切断画像Sの極大部に合致する。そして、重心G1からX軸方向に所定長さ後戻りした位置にY軸方向に長手の2個のウインドW2、W3を設定し、両ウインド内の画像重心G2、G3と所定の相関関係を持った基準点Mを求める。極大部のY軸方向両側に位置する画像部分S1、S2に基準点Mを基準にして所定のウインドW4〜W7を設定し、これらウインド内の画像重心G4〜G7からY軸方向両側の画像部分S1、S2を表わす画像線L1、L2の方程式を算定し、両線の交点Qを求める。【効果】 ハレーション画像が現われても画像線の方程式を正確に算定でき、両線の交点を基準にしてワークの計測を精度良く行い得られる。
請求項(抜粋):
ワークにスリット光を照射する投光器と、ワークに照射されたスリット光が描く光切断像を撮像する撮像器とを備える光学式測定装置における画像処理方法であって、撮像器の画面上の光切断画像が該画面の一方の座標軸方向の極大部を有し、該極大部に対し画面の他方の座標軸方向一側に位置する光切断画像の一側部分に所定のウインドを複数箇所設定して、これら各ウインド内の画像重心の位置から該一側部分を表わす画像線の方程式を算定すると共に、極大部に対し前記他方の座標軸方向他側に位置する光切断画像の他側部分に所定のウインドを複数箇所設定して、これら各ウインド内の画像重心の位置から該他側部分を表わす画像線の方程式を算定し、前記両方程式から一側部分の画像線と他側部分の画像線との交点の位置を求めるものにおいて、撮像器の画面上に現われる画像の前記一方の座標軸方向における先端点の位置を計測し、該最先端点が含まれるように前記一方の座標軸方向に長手の第1ウインドを設定して、該第1ウインド内の画像重心の位置を計測し、該画像重心から前記一方の座標軸方向に所定長さ後戻りした位置に前記他方の座標軸方向に長手の第2と第3の2個のウインドを設定して、該両ウインド内の夫々の画像重心の位置を計測し、第2と第3の両ウインド内の画像重心と所定の相関関係を持った基準点を求めて、前記所定のウインドを夫々該基準点に対し所定の位置関係で設定する、ことを特徴とする光学式測定装置における画像処理方法。
IPC (3件):
G01B 11/00 ,  G01B 11/24 ,  G06T 7/00

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