特許
J-GLOBAL ID:200903064379254687

紙を製造する方法、及びそれに用いるための材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津国 肇 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-529734
公開番号(公開出願番号):特表2002-509587
出願日: 1997年12月30日
公開日(公表日): 2002年03月26日
要約:
【要約】明礬又は陽イオン性凝集剤を通常含有するセルロース懸濁液を、高い固有粘度の陽イオン性合成重合体又は陽イオン性澱粉で凝集させ、剪断した後に、3dl/gを超える固有粘度、及び0.5以上の0.005Hzでのtanδを有する分枝鎖陰イオン性水溶性重合体の添加によって、懸濁液を再凝集させる二重可溶性重合体法によって、紙を製造する。この方法は、地合い、保持及び排水の改良された組合せを与える。
請求項(抜粋):
水溶性の、陽イオン性の第一重合体性保持助剤でセルロース懸濁液を凝集させて、セルロースフロックを形成する段階と、該フロックを機械的に粉砕する段階と、水溶性の陰イオン性エチレン性不飽和単量体の投入分を重合条件下で重合させることによって製造した、陰イオン性の第二水溶性重合体性保持助剤を加えることによって、懸濁液を再凝集させる段階と、再凝集した懸濁液を排水することによって、シートを形成する段階と、該シートを乾燥する段階とを含む製紙方法であって、該水溶性の陰イオン性重合体性保持助剤が、 (a)単量体投入分に側鎖形成剤を含ませることによって製造した分枝鎖水溶性重合体であり、 (b)3dl/gを超える固有粘度を有し、 (c)0.005Hzで1.5%溶液について、少なくとも0.5のtanδレオロジー的振動値を有するか、又は同じ重合条件下で、側鎖形成剤の不在下で同じ単量体投入分から製造した重合体の加塩SLV粘度数の少なくとも3倍である脱イオンSLV粘度数を有することを特徴とする方法。
IPC (5件):
D21H 23/14 ,  C08F 2/32 ,  D21H 17/42 ,  D21H 17/44 ,  D21H 21/10
FI (5件):
D21H 23/14 ,  C08F 2/32 ,  D21H 17/42 ,  D21H 17/44 ,  D21H 21/10
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-219887
  • 特開平4-245998

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