特許
J-GLOBAL ID:200903064380805611

p53タンパク質の活性化

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-512924
公開番号(公開出願番号):特表平8-505607
出願日: 1993年11月26日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】カゼインキナーゼIIによる潜伏型から活性化状態への変換能は欠くが、モノクローナル抗体PAb 421及び熱ショックタンパク質DnaKの如くのリガンドの作用により特異的DNA結合能について活性化される能力を有する、p53タンパク質の突然変異形態、例えばHis 273及びLys 285のクラス。一定のタイプの腫瘍の中で高レベルで見い出せるこのような突然変異体の活性化は、選択的成長阻止及び腫瘍細胞の細胞消滅の誘発を潜在的にもたらすことができる。p53はC末端の30個のアミノ酸の欠失によっても構成的に活性化されうる。このようにして、又はリガンド結合によって活性化されたp53は、腫瘍又は細胞成長抑制の目的のために投与できる。
請求項(抜粋):
突然変異p53に結合するリガンドの作用により特異的DNA結合能についてこの突然変異p53タンパク質を活性化せしめることを含んで成る方法であって、前記突然変異体が、 (i)腫瘍の中で高レベルで認められる、 (ii)腫瘍成長を実質的に抑制しない、 (iii)CasKII媒介型リン酸化により実質的に活性化されない、 特性を有する、方法。
IPC (2件):
A61K 38/00 ADU ,  A61K 39/395

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