特許

J-GLOBAL ID：200903064382755190

感熱記録体およびその製造方法

発明者： 吉田 光宏 ,  山口 達博 ,  法月 孝之
出願人/特許権者： 株式会社巴川製紙所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-154201
公開番号（公開出願番号）：特開平5-301461
出願日： 1992年05月22日
公開日（公表日）： 1993年11月16日
要約：

【要約】【目的】 本発明は支持体上に感熱記録層及び保護層を設けた構成の感熱記録体に関し、詳しくは、地肌かぶりが少なくかつ高感度で、耐薬品性、耐油性はもとより、耐水性や耐水可塑剤性といった記録安定性に優れた感熱記録体で、特に感熱記録型ラベル用紙等として用いた時に好適な特性を発揮する感熱記録体およびその製造方法を提供することにある。【構成】 感熱記録層中の顕色剤として下記一般式(1)で示される化合物の少なくとも1種を用い、かつ該感熱記録層中に水酸化アルミニウムを含有することを特徴とする感熱記録体。【化1】(式中、Rは炭素数1〜10のアルキル基又は置換基を有していてもよいベンジル基を表わす。)また、感熱記録層用塗液として上記一般式(1)で示される化合物の少なくとも1種からなる顕色剤、水酸化アルミニウムおよび分散剤を共存させてメディア式湿式分散機で粉砕処理した分散液を配合した塗液を用いて感熱記録層を形成することを特徴とする感熱記録体の製造方法。

請求項（抜粋）：

支持体の少なくとも片面に、無色ないしは淡色のロイコ染料と該ロイコ染料を熱時発色せしめる顕色剤を主成分とする感熱記録層と、水性樹脂と充填剤とを主成分とする保護層を順次積層してなる感熱記録体において、該感熱記録層中の顕色剤として下記一般式(1)で示される化合物の少なくとも1種を用い、かつ該感熱記録層中に水酸化アルミニウムを含有することを特徴とする感熱記録体。【化1】(式中、Rは炭素数1〜10のアルキル基又は置換基を有していてもよいベンジル基を表わす。)

IPC (2件)：

B41M 5/30 ,  B41M 5/26

FI (2件)：

B41M 5/18 108 ,  B41M 5/18 101 D

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平4-077293
  
• 特開平4-070384
  
• 特開平4-077293
  
• 特開平4-128087