特許
J-GLOBAL ID:200903064385109303

音量自動調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 浩 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-231488
公開番号(公開出願番号):特開平10-056346
出願日: 1996年08月12日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成で放送エリア内の騒音を検出する。【解決手段】 ソース1からの音声信号は、VCA2で増幅された後、第1フィルタ11及び後段増幅器3を介してスピーカ4に供給される。スピーカ4は、供給された上記音声信号に応じて放送エリアに音波を放出する。そして、マイクロホン5により放送エリア内の音を収音し、その収音信号を、第2フィルタ12を介してレベル検出器8に供給する。レベル検出器8は、第2フィルタの出力レベルに応じてVCA2の増幅率、ひいてはスピーカ4の音量を調整する。なお、第1フィルタ11と第2フィルタ12とは、互いに相反する伝達関数(周波数特性)を有している。従って、レベル検出器8は、スピーカ4から放出されないはずの音波のレベル、即ち放送エリア内の騒音レベルに応じて、音量を調整することになる。
請求項(抜粋):
入力された音声信号を制御信号に応じたレベルに調整して出力するレベル調整手段と、このレベル調整手段の入力側又は出力側に設けられ、上記音声信号の所定の周波数帯域のみを阻止する状態に上記音声信号を濾波する第1の濾波手段と、上記レベル調整手段によりレベル調整されかつ上記第1の濾波手段により濾波された後の上記音声信号が供給され、この音声信号に応じて放送エリアに音波を放出するスピーカと、上記放送エリア内の音を収音して収音信号を出力する収音手段と、上記収音信号の上記所定の周波数帯域と略等価な周波数帯域のみを通過させる状態に上記収音信号を濾波する第2の濾波手段と、この第2の濾波手段による濾波済みの信号のレベルを検出し、その検出レベルに応じて上記制御信号を生成してこれを上記レベル調整手段に供給するレベル検出手段と、を具備し、上記第1の濾波手段の出力において、上記音声信号のうち該第1の濾波手段によって阻止された上記所定の周波数帯域の信号成分が、上記音声信号のうち上記第1の濾波手段を通過した他の周波数帯域の信号成分に比べて十分に小さくなる状態に、上記所定の周波数帯域を設定した音量自動調整装置。
IPC (6件):
H03G 3/32 ,  G10K 15/00 ,  G10K 15/04 304 ,  H03G 5/16 ,  H04R 3/00 310 ,  H04R 27/00
FI (6件):
H03G 3/32 ,  G10K 15/04 304 H ,  H03G 5/16 B ,  H04R 3/00 310 ,  H04R 27/00 D ,  G10K 15/00 M
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭59-144298
  • 特開昭55-147014
  • 特開昭58-024209
審査官引用 (3件)
  • 特開昭59-144298
  • 特開昭55-147014
  • 特開昭58-024209

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