特許
J-GLOBAL ID:200903064388797057

スクロール型圧縮機および冷凍サイクル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-280888
公開番号(公開出願番号):特開平8-144971
出願日: 1994年11月15日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 スクロール型圧縮機を用いて、高効率の2段圧縮サイクルを提供する。【構成】 スクロール型圧縮機70の旋回スクロール2と固定スクロール4との間に形成される圧縮室Vcに、気液分離器63で分離された中間圧の気体冷媒を配管72、逆止弁71を介してインジェクションするインジェクションポート66、67を設ける。このインジェクションポート66、67の位置は、前記圧縮室Vcの圧力が前記中間圧と同圧となる、前記旋回スクロール2の回転位置より180°手前を中心とする±125°の範囲内に設定する。これにより、スクロール型圧縮機の特徴である緩やかな圧縮を利用して、安定的に、効率の良いガスインジェクションを実現する。
請求項(抜粋):
動力源からの動力を受け回転し、かつ軸中心より所定量偏心したクランク部を有する回転軸と、前記回転軸を回転自在に支持するハウジングと、前記回転軸のクランク部に回転自在に支持され、前記回転軸の回転に伴って公転運動を行う旋回スクロールと、前記旋回スクロールが公転運動を行う際にこれをかみ合って2つの圧縮室を形成する固定スクロールと、外部2段膨張冷凍サイクルより吸入した冷媒を前記2つの圧縮室に流入させる吸入口と、外部2段膨張冷凍サイクルに前記2つの圧縮室で圧縮された冷媒を吐出する吐出口と、外部2段膨張冷凍サイクルの中間圧部位より冷媒を導出して前記2つの圧縮室にインジェクションする2つのインジェクションポートとを備え、前記2つのインジェクションポートの開口開始タイミングが、前記2つの圧縮室の圧力が外部2段膨張冷凍サイクルの中間圧と同圧となる前記旋回スクロールの回転角度より約180°手前を中心とした所定範囲内となるように、前記インジェクションポートの開口位置が設定されていることを特徴とするスクロール型圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F25B 1/10
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭57-076289
  • 特開昭60-029554
  • 特開昭58-148290

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