特許
J-GLOBAL ID:200903064394425366

ガス検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-082852
公開番号(公開出願番号):特開2002-286693
出願日: 2001年03月22日
公開日(公表日): 2002年10月03日
要約:
【要約】【課題】 高出力で、電気的ノイズの影響が小さく、高い検出精度を実現できるガス検出装置を得る。【解決手段】 酸素ポンプセル2の一対の電極21、22に電圧を印加して第1内部空間51内の酸素を排気し、所定の低酸素濃度に制御された排気ガスを第2内部空間52に導入する。第2内部空間52に第1電極31、41が、第3内部空間7に第2電極32、42が面する2組のNOxセンサセル3、4を設けて、逆向きに電圧を印加すると、第1NOxセンサセル3が第2内部空間52のNOxを分解して、生成する酸素を第3内部空間7へ排出する。排出された酸素は第2NOxセンサセル4により第2内部空間52へ循環される。このようにして電流計81、82で測定される第1、第2NOxセンサセル3、4のセンサセル電流値Is1、Is2を増幅することができ、これを加算することで高出力が得られる。
請求項(抜粋):
被測定ガス中の特定ガス成分を還元分解して、その際に発生する酸素量を測定することにより、上記特定ガス成分濃度を求めるガス検出装置であって、外部の被測定ガス存在空間に連通する第1内部空間と、上記被測定ガス存在空間から、上記特定ガス成分を含む被測定ガスを、所定の拡散抵抗の下に上記第1内部空間に導く第1の拡散抵抗手段と、酸素イオン導電性の固体電解質体とこれに接する一対の電極を有し、該一対の電極のうち一方の電極が上記第1内部空間に露出するように形成して、上記一対の電極への通電により上記第1内部空間の酸素濃度を所定の低濃度に制御する酸素ポンプ手段と、上記第1内部空間に連通する第2内部空間と、上記第1内部空間内の制御された雰囲気を、所定の拡散抵抗の下に上記第2内部空間に導く第2の拡散抵抗手段と、酸素イオン導電性の固体電解質体とこれに接する一対の電極を有し、該一対の電極のうち一方の電極が上記第2内部空間に露出するように形成した、同一構成の2組のセンサ手段と、上記2組のセンサ手段の上記一対の電極間に、流れる電流が互いに逆の向きになるように所定の電圧を印加した時に、上記2組のセンサ手段の上記一対の電極間に流れる電流を検出する電流検出手段を設けて、上記電流検出手段で検出される電流値から、被測定ガス中の上記特定ガス成分濃度を測定することを特徴とするガス検出装置。
IPC (3件):
G01N 27/416 ,  G01N 27/41 ,  G01N 27/419
FI (5件):
G01N 27/46 331 ,  G01N 27/46 325 K ,  G01N 27/46 325 N ,  G01N 27/46 327 N ,  G01N 27/46 327 E

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