特許
J-GLOBAL ID:200903064399891438

光サーキュレータ及び光スイッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 伸一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-088775
公開番号(公開出願番号):特開平9-258136
出願日: 1996年03月18日
公開日(公表日): 1997年10月03日
要約:
【要約】【課題】 安価で小型で製作容易な偏光ビームスプリッタ(PBS)を用いて低損失かつ高アイソレーションな4ポートの光サーキュレータを提供すること【解決手段】 4個の各端子ユニット10-1〜10-4は、第1のPBS11の下底面の三角プリズム13と平行四辺形プリズム14に、互いに表裏を逆にした非相反部12が並列に配置され、各ユニットのPBSの上底面が光の入出力ポートとなる。各端子ユニットは、同一方向を向き平行に配置され、非相反部側に第2のPBS20a〜20d,ファラデー回転子25,全反射ミラー26を配置する。各光学素子で発生した漏洩光成分は、ポートの結合方向と異なる方向に出射したり、透過する際にさらに減衰されるので、高アイソレーションを得る。
請求項(抜粋):
三角プリズム(13)と、狭角が45度の平行四辺形プリズム(14)の一面とが偏光分離膜(15)を挟んで一体化された第1の複合偏光ビームスプリッタ(11)と、直線偏光が1つの面からもう1つの面へ通過する際に偏光方位を90度回転させ、それと逆方向へ通過する際にその偏光方位を回転させないようにした所定の寸法形状の非相反部(12)とを用い、前記第1の複合偏光ビームスプリッタを構成する下底面の三角プリズムと平行四辺形プリズムに、互いに表裏を逆にした前記非相反部を並列に配置してなる端子ユニット(10-1,10-2,10-3,10-4)をn個(nは3以上の整数)用意するとともに、それらを同一方向に向けて平行に配置し、前記端子ユニットの第1の複合偏光ビームスプリッタ側に入出射ポートを配置し、前記非相反部側に2つの三角プリズム(21,22)が偏光分離膜(23)を挟んで一体化された第2の複合偏光ビームスプリッタ(20a,20b,20c,20d)を、各偏光分離膜(23)が平行になるように配置し、かつ、前記第2の複合偏光ビームスプリッタの前記非相反部の対向面と反対側に、往復することにより偏波面を90度回転させる偏波回転手段(25)と、反射手段(26)の順に配置したことを特徴とする光サーキュレータ。
IPC (2件):
G02B 27/28 ,  G02F 1/313
FI (2件):
G02B 27/28 A ,  G02F 1/313

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