特許
J-GLOBAL ID:200903064401377550

光沢調節剤の製造方法および該光沢調節剤を含む低光沢熱可塑性樹脂

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三枝 英二 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-084249
公開番号(公開出願番号):特開平6-313014
出願日: 1994年04月22日
公開日(公表日): 1994年11月08日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は熱可塑性樹脂の表面光沢を効果的に減少できる重合体性光沢調節剤を効能的で経済的に製造する方法を提供するものである。【構成】 本発明は(イ)芳香族ビニル系単量体、アクリル系単量体、グラフト化剤および、任意でシアン化物および/または架橋結合剤を含む単量体混合物を乳化重合して、架橋結合構造のコアーラテックスを収得する段階;(ロ)前記(イ)段階で収得したコアーラテックスに、アクリル系単量体、粒子間架橋剤および、任意で芳香族ビニル系単量体および/またはシアン化物を含む単量体混合物を添加してグラフト乳化重合して、コアー/シェル構造のラテックスを収得する段階;および(ハ)酸の存在の下で、前記(ロ)段階で収得した重合体ラテックスを凝集すると同時に粒子間架橋して、重合体性光沢調節剤を収得することを含む、該重合体性光沢調節剤の製造方法に関するものである。なお、本発明は前記方法と類似するように多段構造の重合体ラテックスから光沢調節剤を製造する方法に関するものである。
請求項(抜粋):
(イ)芳香族ビニル系単量体、アクリル系単量体、グラフト化剤および、任意でシアン化物および/または架橋結合剤を含む単量体混合物を乳化重合して、架橋結合構造のコアーラテックスを収得する段階;(ロ)前記(イ)段階で収得したコアーラテックスに、アクリル系単量体、粒子間架橋剤および、任意で芳香族ビニル系単量体および/またはシアン化物を含む単量体混合物を添加してグラフト乳化重合して、コアー/シェル構造の重合体ラテックスを収得する段階;および(ハ)酸の存在下で、前記(ロ)段階で収得した重合体ラテックスを凝集すると同時に粒子間架橋して、重合体性光沢調節剤を収得する段階を含む、該重合体性光沢調節剤の製造方法。
IPC (2件):
C08F257/00 MQH ,  C08F265/06 MQM

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