特許
J-GLOBAL ID:200903064405088596
嫌気性処理装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柳原 成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-029617
公開番号(公開出願番号):特開平9-220592
出願日: 1996年02月16日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】 グラニュール状汚泥が浮上した場合でも、汚泥を効率よく取出し沈降性を回復させて反応部に戻し、これにより槽内汚泥濃度を高く維持して高処理効率で処理を行うとともに、固液分離部の負荷を増大させることなく大量の槽内液を循環させてスラッジブランケットを維持することが可能な嫌気性処理装置を得る。【解決手段】 内部に嫌気性微生物を含むグラニュール状汚泥からなるスラッジブランケット2を形成した反応部3を有し、底部に被処理液流入部4を有し、反応部3の上部に集ガス部7および固液分離部8を分離するように配置された固気液分離部材6a,6bを有する嫌気性反応槽1において、集ガス部7の上部から浮上汚泥を含む槽内液を取出す槽内液取出部9を設け、取出された槽内液中の汚泥をポンプPにより破砕しながら、槽内液を被処理液とともに被処理液流入部4に給液するようにした嫌気性処理装置。
請求項(抜粋):
内部に嫌気性微生物を含むグラニュール状汚泥からなるスラッジブランケットを形成した反応部を有し、底部に被処理液流入部を有する嫌気性反応槽と、前記反応部の上部に集ガス部および固液分離部を分離するように配置された固気液分離部材と、前記集ガス部の上部から浮上汚泥を含む槽内液を取出す槽内液取出部と、前記槽内液取出部から取出された槽内液中の汚泥を破砕しながら、槽内液を被処理液とともに被処理液流入部に給液する給液部と、前記固液分離部から処理液を取出す処理液取出部とを備えていることを特徴とする嫌気性処理装置。
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