特許
J-GLOBAL ID:200903064407730384

抗血栓剤あるいは抗凝血剤としてのアミノヘテロ環誘導体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-511499
公開番号(公開出願番号):特表平10-506122
出願日: 1995年09月25日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】本発明は、式(I):〔式中、G1、G2及びG3はCH又はNであり;mは1又は2であり;R1は水素、ハロゲノ及び(1-4C)アルキル基を含み;M1は式:NR2-L1-T1R3[式中、R2及びR3は一緒になって(1-4C)アルキレン基を形成し、L1は(1-4C)アルキレン基を含み、そしてT1はCH又はNである]で表される基であり;Aは直接結合でもよく;M2は式:(T2R4)r-L2-T3R5[式中、rは0又は1であり、T2及びT3は各々CH又はNであり、R4及びR5は各々水素又は(1-4C)アルキル基であり、又はR4及びR5は一緒になって(1-4C)アルキレン基を形成し、そしてL2は(1-4C)アルキレン基を含む]で表される基であり;M3はXへの直接結合でもよく;Xはスルフォニル基を含み;そしてQはナフチル基及びヘテロ環部分を含む〕、もしくはその薬学的に受容できる塩;それらの製造方法;それらを含む薬学的組成物;及び抗血栓剤あるいは抗凝血剤としての使用に関する。
請求項(抜粋):
以下の式Iで表されるアミノヘテロ環誘導体もしくはその薬学的に受容できる塩;{式中、G1はCH又はNであり;G2はCH又はNであり;G3はCH又はNであり;mは1又は2であり;R1は水素、アミノ、ハロゲノ、シアノ、(1-4C)アルキル又は(1-4C)アルコキシ基であり;M1は式:NR2-L1-T1R3[式中、R2とR3は一緒になって(1-4C)アルキレン又はメチレンカルボニル基を形成し、又はR3はT1とR3を含む5又は6員環を形成するL1中のメチレン基に結合する(2-3C)アルキレン基であり、L1は(1-4C)アルキレン、(3-6C)シクロアルカン-1、2-ジイル又は(1-3C)アルキレン-カルボニル基であり、そしてT1はCH又はNであり、そして式中、L1中の1又は2のメチレン基、ならびにR2とR3又はR3とL1が結合して形成された環は、(1-4C)アルキル、ヒドロキシ-(1-4C)アルキル、(1-4C)アルコキシ-(1-4C)アルキル及びフェニル-(1-4C)アルキル基からなる群より選ばれる置換基を任意に有し、そして式中M1中のいかなるフェニル基もハロゲノ、トリフルオロメチル、(1-4C)アルキル及び(1-4C)アルコキシ基からなる群より選ばれる1又は2の置換基を任意に有している]で表される基であり;、Aはカルボニル基への直接結合であるか、又はAは(1-4C)アルキレン基であり;M2は式:(T2R4)r-L2-T3R5[式中rは0又は1であり、T2はCH又はNであり、T3はCH又はNであり、R4は水素又は(1-4C)アルキル基であり、R5は水素又は(1-4C)アルキル基であり、又はR4とR5が一緒になって(1-4C)アルキレン、メチレンカルボニル又はカルボニルメチレン基を形成し、又はR4は、R4とT2を含む5又は6員環を形成するL2中のメチレン基に結合する(2-3C)アルキレン基であり、又はR5はR5とT3を含む5又は6員環を形成するL2中のメチレン基に結合する(2-3Cアルキレン基であり、L2は(1-4C)アルキレン、(3-6C)シクロアルカン-1,2-ジイル、(1-3C)アルキレン-カルボニル又はフェニレン基であり、そしてrが1の場合、L2はカルボニル-(1-3C)アルキレン基でもよく、そして式中、L2中の1又は2のメチレン基、ならびにR4とR5、R4とL2又はR5とL2が結合して形成される環は、オキソ、カルボキシ、(1-4C)アルコキシカルボニル、カルバモイル、N-(1-4C)アルキルカルバモイル、N,N-ジ-(1-4C)アルキルカルバモイル、ピロリジン-1-イルカルボニル、ピペリジノカルボニル、モルホリノカルボニル、ピペラジン-1-イルカルボニル、4-(1-4C)アルキルピペラジン-1-イルカルボニル、N-フェニルカルバモイル、N-(1-4C)アルキル-N-フェニルカルバモイル、N-[フェニル-(1-3C)アルキル]カルバモイル、N-(1-4C)アルキル-N-[フェニル-(1-3C)アルキル]カルバモイル、N-[ヒドロキシ-(2-3C)アルキル]カルバモイル、N-(1-4C)アルキル-N-[ヒドロキシ-(2-3C)アルキル]カルバモイル、N-[(1-4C)アルコキシ-(2-3C)アルキル]カルバモイル、N-(1-4C)アルキル-N-[(1-4C)アルコキシ-(2-3C)アルキル]カルバモイル、N-[カルボキシ-(1-3C)アルキル]カルバモイル、N-(1-4C)アルキル-N-[カルボキシ-(1-3C)アルキル]カルバモイル、N-[カルボキシ-(1-3C)アルキル]-N-[ヒドロキシ-(2-3C)アルキル]カルバモイル、N-[カルボキシ-(1-3C)アルキル]-N-[(1-4C)アルコキシ-(2-3C)アルキル]カルバモイル、N-[(1-4C)アルコキシカルボニル-(1-3C)アルキル]カルバモイル、N-(1-4C)アルキル-N-[(1-4C)アルコキシカルボニル-(1-3C)アルキル]カルバモイル、N-[(1-4C)アルコキシカルボニル-(1-3C)アルキル]-N-[ヒドロキシ-(2-3C)アルキル]カルバモイル、N-[(1-4C)アルコキシカルボニル-(1-3C)アルキル]-N-[(1-4C)アルコキシ-(2-3C)アルキル]カルバモイル、(1-4C)アルキル、カルボキシ-(1-4C)アルキル、(1-4C)アルコキシカルボニル-(1-4C)アルキル、カルバモイル-(1-4C)アルキル、N-(1-4C)アルキルカルバモイル-(1-4C)アルキル、N,N-ジ-(1-4C)アルキルカルバモイル-(1-4C)アルキル、ピロリジン-1-イルカルボニル-(1-4C)アルキル、ピペリジノカルボニル-(1-4C)アルキル、モルホリノカルボニル-(1-4C)アルキル、ピペラジン-1-イルカルボニル-(1-4C)アルキル、4-(1-4C)アルキルピペラジン-1-イルカルボニル-(1-4C)アルキル、N-フェニルカルバモイル-(1-4C)アルキル、N-[フェニル-(1-3C)アルキル]カルバモイル-(1-4C)アルキル、ヒドロキシ-(1-4C)アルキル、(1-4C)アルコキシ-(1-4C)アルキル及びフェニル-(1-4C)アルキル基からなる群より選ばれる置換基を任意に有し、そして式中、該置換基中のいかなるヘテロ環基も、(1-4C)アルキル、(1-4C)アルコキシ、カルボキシ、(1-4C)アルコキシカルボニル、カルバモイル、N-(1-4C)アルキルカルバモイル及びN,N-ジ-(1-4C)アルキルカルバモイル基からなる群より選ばれる1又は2の置換基を任意に有し、そして式中、M2中のいかなるフェニル又はフェニレン基も、ハロゲノ、トリフルオロメチル、(1-4C)アルキル及び(1-4C)アルコキシ基からなる群より選ばれる1又は2の置換基を任意に有している]で表される基であり;M3はXへの直接結合であり、あるいは式:L3-(NR6)s[式中、sは0又は1であり、R6は水素又は(1-4C)アルキル基、又はR5とR6は一緒になって(1-4C)アルキレン、メチレンカルボニル又はカルボニルメチレン基を形成し、又はR6はNR6を含む5又は6員環を形成するL3中のメチレン基と結合する(2-3C)アルキレン基であり、L3は(1-4C)アルキレン、(3-6C)シクロアルカン-1,2-ジイル、カルボニル-(1-3C)アルキレン又はフェニレン基であり、sが1の場合はL3は(1-3C)アルキレン-カルボニル基でもよく、そして式中、L3中の1又は2のメチレン基、ならびにR5とR6又はR6とL3が結合して形成される環は、オキソ、カルボキシ、(1-4C)アルコキシカルボニル、カルバモイル、N-(1-4C)アルキルカルバモイル、N,N-ジ-(1-4C)アルキルカルバモイル、ピロリジン-1-イルカルボニル、ピペリジノカルボニル、モルホリノカルボニル、ピペラジン-1-イルカルボニル、4-(1-4C)アルキルピペラジン-1-イルカルボニル、N-フェニルカルバモイル、N-(1-4C)-N-フェニルカルバモイル、N-[フェニル-(1-3C)アルキル]カルバモイル、N-(1-4C)アルキル-N-[フェニル-(1-3C)アルキル]カルバモイル、(1-4C)アルキル、カルボキシ-(1-4C)アルキル、(1-4C)アルコキシカルボニル-(1-4C)アルキル、カルバモイル-(1-4C)アルキル、N-(1-4C)アルキルカルバモイル-(1-4C)アルキル、N,N-ジ-(1-4C)アルキルカルバモイル-(1-4C)アルキル、ピロリジン-1-イルカルボニル-(1-4C)アルキル、ピペリジノカルボニル-(1-4C)アルキル、モルホリノカルボニル-(1-4C)アルキル、ピペラジン-1-イルカルボニル-(1-4C)アルキル、4-(1-4C)アルキルピペラジン-1-イルカルボニル-(1-4C)アルキル、N-フェニルカルバモイル-(1-4C)アルキル、N-[フェニル-(1-3C)アルキル]カルバモイル-(1-4C)アルキル、ヒドロキシ-(1-4C)アルキル、(1-4C)アルコキシ-(1-4C)アルキル及びフェニル-(1-4C)アルキル基からなる群より選ばれる置換基を任意に有し、そして式中、該置換基中のいかなるヘテロ環も、(1-4C)アルキル、(1-4C)アルコキシ、カルボキシ、(1-4C)アルコキシカルボニル、カルバモイル、N-(1-4C)アルキルカルバモイル及びN,N-ジ-(1-4C)アルキルカルバモイル基からなる群より選ばれる1又は2の置換基を任意に有し、そして式中、M3中のいかなるフェニル又はフェニレン基も、ハロゲノ、トリフルオロメチル、(1-4C)アルキル及び(1-4C)アルコキシ基からなる群より選ばれる1又は2の置換基を任意に有している]で表される基であり;Xは、オキシ、チオ、スルフィニル、スルフォニル、カルボニル、カルボニルオキシ、カルボニルアミノ、N-(1-4C)アルキルカルボニルアミノ、スルフォニルアミノ、メチレン、(1-4C)アルキルメチレン又はジ-(1-4C)アルキルメチレン基であるか、又はT3がCHでM3がXへの直接結合である場合には、Xはアミノスルフォニル又はオキシカルボニル基であってもよく;Qは、フェニル、ナフチル、フェニル-(1-4C)アルキル、フェニル-(2-4C)アルケニル、フェニル-(2-4C)アルキニル、(5-7C)シクロアルキル基であるか、又は窒素、酸素及び硫黄からなる群より選ばれる4個までのヘテロ原子を含むヘテロ環部分であり、そして、Qは、ヒドロキシ、アミノ、ハロゲノ、シアノ、トリフルオロメチル、ニトロ、カルボキシ、カルバモイル、フォルミル、フォルミミドイル、フォルモヒドロキシモイル、(1-4C)アルコキシカルボニル、(1-4C)アルキル、(1-4C)アルコキシ、N-(1-4C)アルキルカルバモイル、N,N-ジ-(1-4C)アルキルカルバモイル、(1-4C)アルキルアミノ、ジ-(1-4C)アルキルアミノ、(2-4C)アルカノイルアミノ、(2-4C)アルカノイル、(2-4C)アルカノイミドイル、(2-4C)アルカノヒドロキシモイル、フェニル、ヘテロアリール、フェノキシ、フェニルチオ、フェニルスルフィニル、フェニルスルフォニル、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールチオ、ヘテロアリールスルフィニル、ヘテロアリールスルフォニル、ベンジル及びベンゾイル基からなる群より選ばれる1、2又は3の置換基を任意に有し、そして式中、該ヘテロアリール基又はヘテロアリールを含む置換基中のヘテロアリール部分は、窒素、酸素及び硫黄からなる群より選ばれる3個までのヘテロ原子を含む5又は6員環のヘテロアリール単環を包含し、そして式中、該フェニル、ヘテロアリール、フェノキシ、フェニルチオ、フェニルスルフィニル、フェニルスルフォニル、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールチオ、ヘテロアリールスルフィニル、ヘテロアリールスルフォニル、ベンジル又はベンゾイル置換基は、ハロゲノ、トリフルオロメチル、シアノ、トリフルオロメトキシ、ニトロ、(1-4C)アルキル、(1-4C)アルコキシ、ヒドロキシ、アミノ、カルボキシ、カルバモイル、(1-4C)アルコキシカルボニル、N-(1-4C)アルキルカルバモイル、N,N-ジ-(1-4C)アルキルカルバモイル、(1-4C)アルキルアミノ、ジ-(1-4C)アルキルアミノ、(2-4C)アルカノイルアミノ及びテトラゾリル基からなる群より選ばれる1、2、3又は4の置換基を任意に有している}。
IPC (16件):
C07D213/74 ,  A61K 31/44 ,  A61K 31/445 ACB ,  A61K 31/495 ,  A61K 31/505 ,  A61K 31/53 ,  A61K 31/535 ,  C07D401/04 211 ,  C07D401/04 237 ,  C07D401/04 239 ,  C07D401/04 251 ,  C07D401/06 211 ,  C07D401/12 211 ,  C07D401/14 211 ,  C07D405/14 211 ,  C07D409/14 211
FI (16件):
C07D213/74 ,  A61K 31/44 ,  A61K 31/445 ACB ,  A61K 31/495 ,  A61K 31/505 ,  A61K 31/53 ,  A61K 31/535 ,  C07D401/04 211 ,  C07D401/04 237 ,  C07D401/04 239 ,  C07D401/04 251 ,  C07D401/06 211 ,  C07D401/12 211 ,  C07D401/14 211 ,  C07D405/14 211 ,  C07D409/14 211

前のページに戻る