特許
J-GLOBAL ID:200903064410063712

スクロ-ル形圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-330253
公開番号(公開出願番号):特開平6-173864
出願日: 1992年12月10日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】旋回スクロ-ルのスラスト荷重が過大になることを有効に防止し、より信頼性の高い運転を行えるスクロ-ル形圧縮機を提供することを目的とする。【構成】 密閉ケ-ス1内に回転不能かつ軸方向に移動可能に設けられた非旋回スクロ-ル13と、この非旋回スクロ-ル13に圧縮空間10を介して組み合わされた旋回スクロ-ル7とを具備し、上記非旋回スクロ-ル13に背圧を作用させる高圧吐出室27および中間圧室28に充満された圧縮流体の圧力が異常昇圧状態になったときに、この非旋回スクロ-ル13の上記旋回スクロ-ル7側への移動量が所定量以上にならないように規制するフレ-ム2と、上記旋回スクロ-ル7を軸方向に弾性的にかつ旋回可能に保持し、上記圧縮空間10内の圧力が異常昇圧状態になったときに上記旋回スクロ-ル7の軸方向への移動を許容するスラスト荷重受体9およびばね30を具備するものである。
請求項(抜粋):
ケ-ス内に回転不能かつ軸方向に移動可能に設けられた非旋回スクロ-ルと、この非旋回スクロ-ルに圧縮空間を介して組み合わされ、上記非旋回スクロ-ルに対して旋回駆動されることで上記圧縮空間に吸い込んだ流体を圧縮する旋回スクロ-ルと、上記非旋回スクロ-ルの背面側に圧縮空間から吐出された圧縮流体を作用させ、この圧縮流体の圧力によりこの非旋回スクロ-ルを上記旋回スクロ-ルに対して付勢する背圧案内手段と、上記圧縮流体の圧力が異常昇圧状態になったときに、この非旋回スクロ-ルの上記旋回スクロ-ル側への軸方向移動量が所定量以上にならないように規制する規制手段と、上記旋回スクロ-ルの軸方向に弾性的にかつ旋回可能に保持し、この弾性力によりこの旋回スクロ-ルを非旋回スクロ-ルに対して付勢すると共に、上記圧縮空間内の圧力が異常昇圧状態になったときに上記非旋回スクロ-ルに対して上記旋回スクロ-ルが軸方向に移動することを許容するスラスト荷重受け手段とを具備することを特徴とするスクロ-ル式圧縮機。

前のページに戻る