特許

J-GLOBAL ID：200903064410117731

スイッチング電源装置

発明者： 板山 公二
出願人/特許権者： ニチコン株式会社
代理人 (1件)： 田中 浩 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-185588
公開番号（公開出願番号）：特開2001-016846
出願日： 1999年06月30日
公開日（公表日）： 2001年01月19日
要約：

【要約】【課題】 過電流保護検出点の変動を防止する。【解決手段】 直流電源30にFET34と変圧器36の一次巻線が直列接続されている。変圧器36の二次巻線の誘起交流電圧がダイオード33a 、33b によって整流され、リアクトル38、コンデンサ40によって平滑され、正負出力端子42P 、42N に供給される。変圧器36の二次巻線の一端とコンデンサ40の間にダイオード44とコンデンサ46が接続され、このコンデンサ46の両端間電圧がツェナーダイオード50によって定電圧化され、誤差増幅器54の動作電圧として供給される。誤差増幅器54の一方の入力端子が、正出力端子52P につながる線路に接続されている。誤差増幅器54の一方の入力端子と正出力端子52P の間に検出抵抗器56が介在する。検出抵抗器56と直列に抵抗直列回路が接続されている。この抵抗直列回路は、ツェナーダイオード50の出力側に接続された直列接続の分圧抵抗器58、60を含み、抵抗器58、60の接続点が誤差増幅器54の他方の入力端子に接続されている。誤差増幅器54の出力信号が過電流保護回路62に供給されている。

請求項（抜粋）：

直流電源と、この直流電源に接続される、直流-交流変換手段と、第1の交流-直流変換手段とを含み、正の出力端子から負の出力端子に負荷を介して電流を流す直流-直流変換手段と、上記直流-直流変換手段の出力側と上記正の出力端子とにつながる線路に基準電位側が接続され、前記直流-交流変換手段からの交流電圧を直流電圧に変換する第2の交流-直流変換手段と、第2の交流-直流変換手段の出力側と前記正の出力端子につながる線路間に設けられ、第2の交流-直流変換手段の出力側からの直流電圧を定電圧化する定電圧化手段と、この定電圧化手段からの直流電圧が動作電圧として供給され、前記正の出力端子につながる線路に一方の入力端子が接続された誤差増幅手段と、上記誤差増幅手段の一方の入力側と上記正の出力端子との間の上記線路中に介在する検出抵抗器と、この検出抵抗器と直列に接続されると共に、上記定電圧化手段の出力側に直列接続された複数の分圧抵抗器を含み、分圧抵抗器同士の接続点が前記誤差増幅手段の他方の入力端子に接続されている抵抗直列回路と、前記誤差増幅手段の出力信号が供給される過電流保護手段とを、具備するスイッチング電源装置。

Fターム (9件)：

5H730AA20 ,  5H730BB23 ,  5H730DD04 ,  5H730EE08 ,  5H730FD31 ,  5H730FG01 ,  5H730XX03 ,  5H730XX15 ,  5H730XX35