特許
J-GLOBAL ID:200903064411346521
ストリーム暗号処理装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-028753
公開番号(公開出願番号):特開平6-075524
出願日: 1992年02月17日
公開日(公表日): 1994年03月18日
要約:
【要約】【目的】 ストリーム暗号の暗号化及び復号化に関し、乱数ビット列を生成する場合に、適当な処理コストで、比較的ランダム性の高いビット列を生成できる機能を備えたストリーム暗号処理装置を目的とする。【構成】 初期値生成部10は、所与のキーを入力として、乱数発生部11によって所定個数の初期値を発生し、該初期値を配列して乱数テーブル14を生成し、乱数生成選択部12は、所定の関数で生成するアドレスによって、乱数テーブル14の1項の内容を読み出して、該テーブル内容を排他的論理和処理部13に渡し、該テーブル内容を乱数発生部11の入力として生成する値によって、乱数テーブル14の該アドレスで定まる項を置き換える処理を反復し、排他的論理和処理部13は、順次渡される該テーブル内容ごとに、該テーブル内容と第1の文の各先頭部分とのビットごとの排他的論理和を生成して、第2の文の各部分として出力するように構成する。
請求項(抜粋):
ビット列からなる第1の文を、等長の第2の文に変換する装置であって、初期値生成部(10)と、乱数発生部(11)と、乱数生成選択部(12)と、排他的論理和処理部(13)とを有し、該初期値生成部(10)は、ビット列からなる所与のキーを入力として、該乱数発生部(11)によって所定個数のビット列を発生して初期値とし、該初期値を所定の順序で配列して乱数テーブル(14)を生成するものであり、該乱数発生部(11)は、所定ビット長を有し該入力値で定まる値から始まり所定の周期で循環する異なる値を、順次生成するものであり、該乱数生成選択部(12)は、所定の関数の出力として生成するアドレスによって、該乱数テーブル(14)の1項の内容を読み出して、該テーブル内容を該排他的論理和処理部(13)に渡し、該テーブル内容を該乱数発生部(11)の入力として生成する値によって、該乱数テーブルの該アドレスで定まる項を置き換える処理を反復するものであり、該関数値は、初めに該キーを入力とし、第2回以後は該テーブル内容を入力として、所定の計算により、該入力値から該乱数テーブルの1項を指示するアドレスを算出するものであり、該排他的論理和処理部(13)は、順次渡される該テーブル内容ごとに、該テーブル内容と、同長の第1の文の各先頭部分とのビットごとの排他的論理和を生成して、第2の文の各部分として出力するように構成されていることを特徴とするストリーム暗号処理装置。
IPC (3件):
G09C 1/00
, H04L 9/06
, H04L 9/14
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