特許
J-GLOBAL ID:200903064414500815

複合樹脂シートの製造装置および製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-036114
公開番号(公開出願番号):特開平11-227023
出願日: 1998年02月18日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【課題】 熱可塑性樹脂の同時押出し成形により、意匠性、遮光性もしくは視界制御性が付与された複合樹脂シートを製造する装置及び方法を提供する。【解決手段】 一端に複合樹脂流形成部(22)及び他端に複合樹脂流出口(23)を有し、複合樹脂流形成部(22)から複合樹脂流出口(23)に向けて複合樹脂流の厚みが徐々に増加するような複合樹脂流路(21)を備えた押出成形装置を用い、樹脂条B用樹脂および樹脂層A用樹脂をそれぞれの流路から複合流形成部(22)に流入させ、複合樹脂流出口(23)から溶融状態のシート状物として流出させ、このシート状物を少なくとも1対の成形ロール間に挟み込み、シート状物の面と成形ロール間に溶融樹脂の溜まりを形成しつつ押出板に成形する。
請求項(抜粋):
X方向に所定の幅、Y方向に所定の厚み及びZ方向に所定の長さを有し、Z方向の一端に配置された複合樹脂流形成部(22)において、樹脂条B用の樹脂bをZ方向に向かって流出させるための、所定間隔をもって配置された複数の流路(31)及びXZ平面の両側からYZ平面に対して所定の角度α(零を含む)をもって、複合流形成部(22)に樹脂層A用の樹脂aを流入させるための2列の流路(41、42)を含み、流路(41、42)はXZ断面においてZ方向の高さが大きい部分Rn及びLnとZ方向の高さが小さい部分(零を含む)Rm及びLmとが交互に配置された形状を有しており、複数の流路(31)のそれぞれが部分Rm及びLmと対向する位置に配置されており、Z方向の他端にはY方向に所定の厚みを有する複合樹脂流出口(23)が設けられ、複合樹脂流形成部(22)から複合樹脂流出口(23)に至る複合樹脂流路(21)におけるY方向の厚みが複合樹脂流形成部(22)から複合樹脂流出口(23)に向かって増加しており、複合樹脂流路(21)の複合樹脂流形成部(22)と複合樹脂流出口(23)との中間部に、複合樹脂流路(21)の両側または片側から複合樹脂流路(21)に向けて第3の樹脂cを吐出させるための、X方向に延在する吐出口(51)が具備された複合樹脂シートの製造装置。

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