特許
J-GLOBAL ID:200903064416318755

刃先の長いドリルネジ及びその製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三根 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-127887
公開番号(公開出願番号):特開平5-263815
出願日: 1992年04月03日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 冷間成形加工及び適正な孔径と直線性を保つ穿孔が可能である、刃先の長いドリルネジとその成形加工方法とを提供する。【構成】 ヘッド端と、柄と、先端28とを備えたネジ素材を用い、ヘッド端に駆動ヘッド30を加工する一方、柄のドリル部40に、夫々先端28からヘッド端に向けて長手方向に延び、かつ径方向に相互と対向する2つの長溝38,38を加工する。長溝38,38は夫々作業エッジ42,42及び末端エッジとを備え、末端エッジ間の径が作業エッジ42,42間の径よりも大きく形成される。次いでドリル部40を、相互に反対方向に作動する2つの転造ダイス間に転動させて、末端エッジをいずれも内方に転造成形し、転造成形後の末端エッジ60,60間の径を作業エッジ間の径と実質的に等しくなるように加工する。最後に、柄のヘッド端とドリル部40との間のネジ部68にネジ山66を加工する。
請求項(抜粋):
一端に駆動ヘッドを備え、他端にドリル点を含むドリル部を備えた柄と、前記駆動ヘッドとドリル部との間に形成されたネジ山部とが設けられ、更に、前記ドリル部は互いに対向して設けられた一対の切削エッジを有する一対の長溝を備え、それらの各長溝は長手方向にそれぞれ突出した作業エッジとそれらに対応する末端エッジとを備えた、刃先の長いドリルネジの成形方法において、ヘッド端と先端とを備えたネジ素材を用意し、前記ドリル部の領域における前記ネジ素材の先端の近傍に、長手方向に延びる作業エッジと末端エッジとを備えた一対の長溝を、前記末端エッジの間の径が前記ドリル部の所望の最終径よりも大きく形成されるように、加圧成形し、加圧成形された前記末端エッジと前記ドリル部の周面とが等しい径をもつ所定の正確な円形形状となるように再成形するために、前記加圧成形されたドリル部を更に転造成形し、前記柄の先端に前記切削エッジを形成し、前記駆動ヘッドと前記ドリル部との間の柄にネジ山を成形する、ことを特徴とする刃先の長いドリルネジの製法。
IPC (3件):
F16B 25/10 ,  B21H 3/10 ,  B21K 1/44

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