特許
J-GLOBAL ID:200903064425713381

車両用自動変速機制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-229685
公開番号(公開出願番号):特開平8-093905
出願日: 1994年09月26日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】 入力軸回転数を所定範囲にきわめて迅速に収束させ、車両の乗り心地を良好に向上させることのできる車両用自動変速機制御装置を提供する。【構成】 アップシフトが指令されると処理を開始する。先ず、自動変速機の入力軸トルクTtを推定し(101)、次式により自動変速機のクラッチを駆動する電磁弁の初期デューティd1(n) を演算する(103)。d1(n) =dr(n-1) +g・(Tt-Ttr(n-1) )本ルーチンでは、自動変速機の入力軸回転数Ntの変化率△Ntが目標値と一致するように電磁弁のデューティ比dをフィードバック制御しており(107〜113)、dr(n-1) ,Ttr(n-1) は前回△Ntが目標と一致したとき格納した(115)d,Ttの値である。また、gは順次学習補正される(117)係数である。上記式は△Nt,Tt,およびクラッチの伝達トルク(dに比例)の間の良好な線形関係に基づいているので、dが迅速に収束する。
請求項(抜粋):
エンジンからの回転力が入力される入力軸と、駆動輪側に回転力を出力する出力軸と、係合状態を制御可能な摩擦係合手段と、該摩擦係合手段の係合状態に応じた変速比で上記入力軸の回転力を上記出力軸に伝達する変速手段とを有する車両用自動変速機を制御する車両用自動変速機制御装置であって、上記入力軸の回転数を検出する入力軸回転数検出手段と、上記入力軸に加わるトルクを検出する入力軸トルク検出手段と、変速時に、上記検出された入力軸の回転数の変化率に基づいて上記摩擦係合手段の係合状態を制御し、上記回転数の変化率が所定の範囲に収まるようフィードバック制御を行う係合状態制御手段と、上記入力軸の回転数の変化率が上記所定の範囲に収まったときに検出された上記入力軸のトルクを記憶する入力軸トルク記憶手段と、該記憶された入力軸のトルクに基づき、上記係合状態制御手段によるフィードバック制御の制御量の初期値を設定する初期値設定手段と、を備えたことを特徴とする車両用自動変速機制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/04 ,  F16H 59:14 ,  F16H 59:42
引用特許:
審査官引用 (3件)

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