特許
J-GLOBAL ID:200903064427853040

インクジェットヘッドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-109104
公開番号(公開出願番号):特開平10-296984
出願日: 1997年04月25日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 インクジェットヘッドの製造方法に関する。液室部材の液室とインクを加圧する振動板の加圧部、液室とノズル板のノズル穴位置はインク吐出性能均一化の為、芯ズレを±5μm以内に組み付け接着する必要がある。液室部材はガラス入りエポキシ樹脂の射出成形品で組立基準穴の穴寸法バラツキは極小であるが、振動板及びノズル板は厚さ15〜30μmの電鋳又はエッチング加工品であり、組立基準穴の穴寸法のバラツキ5μm程度は製作上見込まねばならない。従来組立基準穴は丸穴であったが、丸穴では必ず嵌合隙間を必要とし隙間が片寄ると芯ズレが大きくなって組立精度の大きな障害となっていた。【解決手段】 組立基準の丸穴を角穴にして、対辺寸法をガイドピン径より小さ目に設定して押し込み、角穴のガイドピン接触部を僅かに変形させることにより嵌合隙間を0として組立精度向上を達成した。
請求項(抜粋):
少なくともインク流路の一部を構成する液室部材と振動板を有し、液室部材と振動板の両者に2カ所の組立用基準穴を設け、該基準穴に組立用ガイドピンを嵌合させる事で液室部材と振動板の位置精度を確保するインクジェットヘッドであって、振動板の組立用基準穴の一方が正方形であり、該正方形組立基準穴と組立用ガイドピンが圧入嵌合となっている事を特徴とするインクジェットヘッドの製造方法。
IPC (3件):
B41J 2/16 ,  B41J 2/045 ,  B41J 2/055
FI (2件):
B41J 3/04 103 H ,  B41J 3/04 103 A

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