特許

J-GLOBAL ID：200903064432902637

紙器原紙

発明者： 成島 倫史 ,  川崎 裕司 ,  南里 泰徳
出願人/特許権者： 日本製紙株式会社
代理人 (1件)： 箕浦 清
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-345204
公開番号（公開出願番号）：特開平9-158089
出願日： 1995年12月07日
公開日（公表日）： 1997年06月17日
要約：

【要約】【課題】 耐水性、ヒートシール性、トップカール適性、グラビア印刷適性等の加工適性がポリエチレンラミネート紙と同等で、更に再生性に優れるカップや紙皿用原紙を開発すること。【解決手段】 基紙の少なくとも片面に目止め用の下塗り層、耐水耐油層からなる上塗り層を設けた紙器原紙において、下塗り層が顔料/バインダー樹脂層からなり塗工量が片面当り4〜15g/m2 、上塗り層の耐水耐油層の樹脂塗工量が片面当り2g/m2 以上であり、かつ下記A〜Dの要件を満足することを特徴とする紙器原紙。A.基紙のコッブの吸水度が50g/m2 以下、平滑度が10秒以上である。B.下塗り層の使用顔料がアスペクト比5〜30、平均粒子径が 0.5〜30μmである。C.下塗り層の配合比率が顔料 100重量部に対してバインダー樹脂が10〜 100重量部である。D.上塗り層に使用する耐水耐油樹脂がゲル分率70%以上を有し、塗工層の臨界表面張力が25dyn/cm以上である水分散系樹脂を使用する。

請求項（抜粋）：

基紙の少なくとも片面に目止め用の下塗り層、耐水耐油層からなる上塗り層を設けた紙器原紙において、下塗り層が顔料/バインダー樹脂層からなり塗工量が片面当り4〜15g/m2 、上塗り層の耐水耐油層の樹脂塗工量が片面当り2g/m2 以上であり、かつ下記A〜Dの要件を満足することを特徴とする紙器原紙。A.基紙のコッブの吸水度が50g/m2 以下、平滑度が10秒以上である。B.下塗り層の使用顔料がアスペクト比5〜30、平均粒子径が 0.5〜30μmである。C.下塗り層の配合比率が顔料 100重量部に対してバインダー樹脂が10〜 100重量部である。D.上塗り層に使用する耐水耐油樹脂がゲル分率70%以上を有し、塗工層の臨界表面張力が25dyn/cm以上である水分散系樹脂を使用する。

IPC (4件)：

D21H 19/38 ,  B31B 49/00 ,  C09D 5/00 PPF ,  C09K 3/18 101

FI (4件)：

D21H 1/22 B ,  B31B 49/00 A ,  C09D 5/00 PPF ,  C09K 3/18 101